何故か、レビューで検索しても、出てきませんので・・。
中田秀夫監督の待望の最新作だが、ハッキリいって、出来が悪い。その最大の敗因は、ここでは、あえて、書かないが、劇場霊の正体を、映画の冒頭で明かしてしまったこと。これで、何が恐ろしいのか、観る者には一目瞭然で、映画を観る身構えというか、ストーリィの展開が、だいたい、予想がついてまう。ホラーは、当然のことながら、展開が予想不可能な方が、断然、恐い。加えて、これは監督のみの責任ではないにしても、その後のストーリィ展開そのものが、平凡。ラストのオチだって、実に、よくあるパターンだ。一体、どうしたんだ、三宅隆太(&加藤淳也)。
敗因をもう1点、あげるならば、主演の島崎遙香の演技が、これまた、目も当てられないほど下手・・というわけでもないが、主演女優としてのオーラもなく、平々凡々なこと。もちろん、AKBの人気者とはいえ、島崎にさしたる演技力がないことは、自明のこと。しかも、この時期、島崎は、決して、体調が万全とはいえぬ状態だったハズ。でも、百戦錬磨の中田監督にも、そんなことは百もわかっていたハズだし、その島崎を使い、映画を撮るんだから、監督の力量が試されるというものである。
映画の宣伝文句は、あの「女優霊」から20年・・だが、その20年の間に、監督のホラー映画の巨匠としての力量は、確実に、劣化している。残念。
星3つです。
ログインしてコメントを確認・投稿する