予想はしていたが、土曜日朝から月曜日夕方に放送時間が変わってから、「プリパラ」の内容が(オジさん的には)、キツくなった。
それは何故かと言うと、ズバリ「i☆Ris色が薄くなった」からだ。
i☆Risとは、プリパラのメインキャラクター6人の声をあててる声優アイドルユニットであり、主題歌を始め、劇中のキャラソンも歌っている。
なぜ、i☆Ris色が薄くなると、イマイチ感がでるのか?
それは、勢いのある女児アニメの最大の武器、「背伸びした感じ」が、薄まるからだ。
キャラクターが可愛いとか、話が面白いとか、クオリティは、「良くて当たり前」として
僕は、女児アニメがヒットする時に、視聴者のハートを掴むのは、「オトナっぽい、背伸びした感じ」だと思う。
頭身の高い、手足がすらっと長いキャラクターが、英語の歌に合わせてダンスしたり、高そうなティーセット使ったお茶会で恋バナしたり。
そういう「背伸び心」に、女児アニメの視聴者であるお子様は惹かれると思うのですよ。
では、コロコロした、丸いキャラクターの「プリパラ」の、どこに、背伸びしたオトナっぽさがあったのか?
それはズバリ、劇中でキャラクター達が歌う「i☆Risの歌」だったのだ。
丸いコロコロしたキャラクターが、普通のアイドルポップスや、ロックを歌ってたのが良かったのだ。
最近のプリパラは、キャラクター達が劇中で歌うのが、i☆Risの持ち歌ではなく、「オムライスの歌」とか、「お誕生日の歌」とか、明らかに子ども子どもした歌ばかりでキツい。
2年目になって、明らかに「プリパラ」からはi☆Ris色が薄くなり、またi☆Risからもプリパラ色が薄くなっている。
番組にしてみれば、もう新人アイドルユニットではなく、有名な声優にキャラソンを歌ってもらいたいのかもしれないし、i☆Risにしてみれば、もうアニメとのタイアップに頼らなくても、アイドルユニットとして、やっていけるのかもしれない。
アニメと声優アイドルユニットの、幸せな蜜月は、終わったのか?まあ一年間、見られたから良かったのだが
それにしても、プリパラは、もうちょい、劇中歌は考え直した方がいいんじゃないか?
アイドルアニメでは、やはりアイドルの歌を歌って欲しいよ。童謡ではなく。
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