mixiユーザー(id:23379704)

2015年11月19日23:32

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[趣味]さよならジュピター(読了ver.)

昨日の夜、やっとこさ読了しました。
というわけで、改めて。
読了ver.ってことで、当然ネタバレ多数含みます。
嫌な方はバック推奨。




























舞台はちょっと先の太陽系。
地球人類が火星や木星周辺で仕事してたりする時代。
冒頭、火星の極冠の氷を溶かして有効利用する溶解実験が行われる所から物語が始まる。
その実験で溶けた氷の下から、ナスカの地上絵に似たパターンが発見される。
そのパターンは、太陽系外から来た生命体が遺したメッセージだった、という話になる。

一方同じ頃、太陽から遠く離れた宙域での活動をスムーズにする為に「木星太陽化計画」(JS計画)が進められていた。
また一方で、外宇宙から飛来する彗星源を調査する為に2人の男が長い旅に出た。
JS計画の現場責任者である本田は、友人の乗った彗星源調査船「スペースアロー」が不慮の事故により消息不明になった事を知り、ショックを受ける。
だが、その事故がきっかけとなり、ある重大な
事実が判明するのだ。

ブラックホールが、太陽系目掛けて接近しており、まさに天文学的な確率で − 太陽に直撃するというのだ。
残された時間は2年足らず。
その間、地球人類を太陽系外に脱出させる避難計画と、そしてもう一つ…
木星を巨大な爆発物にしてブラックホールにぶつけ、その軌道をずらそうという計画が進められた。
行き先さえ無いまま太陽系を脱出する船団が次々と出発する中、ついに木星の起爆が始まった!


…と、いう超の上に超が何個も付くような壮大なストーリー。
はっきり言って、読むのはかなりしんどい作品でした。
なんせ、一々想像力をフル稼働させないと概要すら掴みにくいスケール。
文庫上下巻を休み休み読んだから、一カ月近くかかってるかも。


小松左京、改めて恐るべし…!
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