先週あたりから、なんだかつまらなくなってきたと感じてます。
まあ、今日はそこそこにおもしろかったけれど、でも今年前半のころに比べたら全然です。
初回からすごくおもしろく感じて、前半は楽しみでしょうがないくらい面白かったのに。
自分の大河ドラマベスト3にもしかして入るかな?ってな感じだったけど、最後がだめですね。
普通大河ドラマは最初の方は主人公が子供だったり、プライベート的な展開が多くてあまりおもしろくないのが、後半から歴史上の事件とのかかわりが多くなっておもしろくなっていくのに、今年の「花燃ゆ」は逆ですね。
もし、最初の方でこんなおもしろくない様子だったら、視聴を1話切り、もしくは3話切りしていたかも知れません。
ま、今さら切っても、もう後数えるくらいしか放送回数がありませんから、切らずに勢いで最後まで見るつもりですけれどね。
明治になったからという理由ではないでしょう。
「八重の桜」は明治になった後も最後までおもしろかった。
ただ、普通のドラマでは描かないところや、初の映像化された事件も多くてそれは評価しますが、でも大政奉還をスルーではねえ(まだ、こだわってる)。
ところで、先週まではまだだいぶ髷の人がいましたが、今日あたりから減ってきましたね。
西南戦争の国事犯まで全員ザンギリ頭とは思いませんでした。
実際にも髷から散髪へは「だんだんと」変わっていったんでしょうね。
明治4年に断髪令が出ましたけれど、これは「髷を切れ」という命令ではなく、「髷を切って散髪にしてもいいよ」というお触れです。
だから、髷のままでいたい人はそれでもよかったわけです。
ちなみにあの髷から散切り頭にするのって大変だったでしょうね。
総髪の人はただ髷を切ればいいだけですから簡単ですが、月代(さかやき)を剃っていた一般的な人は、ただ髷を切っただけでは河童になってしまって爆笑ものです。
だから、まずは月代を剃るのをやめてある程度毛が生えそろうのを待ってからの断髪だったのでしょう。
そんなふうに月代を剃るのをやめて毛が生えはじめた頃って、みんな囚人か博徒みたいでみっともなかったでしょうね。
高杉晋作のように一度坊主になってからなら簡単だったでしょうけれど、みんながみんな一度坊主になるわけにもいきませんしね。
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