今日はイオンシネマ板橋で「起終点駅 ターミナル」を観てきました。
監督:篠原哲雄
配役(役名):佐藤浩市(鷲田完治)、本田翼(椎名敦子)、尾野真千子(結城冴子)、中村獅童(大下一龍)、和田正人(森山卓士)、音尾琢真(大村真一)、泉谷しげる(南達三)他。
主人公は妻子と別れ、恋人を目の前で失い、自らに罪を科したかのわうに釧路で国選弁護人専門でひっそりと暮らしていた鷲田完治。
あるとき若い女・椎名敦子の弁護を担当し、それがきっかけで敦子が鷲田の自宅を訪ねてきて、ある人物を捜して欲しいと鷲田に頼みます。
序盤は目の前で自殺してしまった恋人・祐希冴子との関わりと、深い痛手を負った鷲田の心情、中盤以降は敦子と関わったことにより、鷲田の心の中でつかえていたわだかまりと向き合い、再出発へと向かってゆく様子が描かれています。
敦子が逮捕された恋人と決別し、再出発を決意する様子を見て「女は潔い」と感心し、鷲田が自らの過去を振り返るところが本作のクライマックスかと思います。
”食”がテーマかと思うぐらい、鷲田が手料理を拵える場面が出てきますが、食の宝庫・北海道が舞台という事で、地域の宣伝も入っているのかもしれません。
イクラの醤油漬けをご飯に載せてかき込むシーンは何ともいえませんでした。
公式サイトURL
http://www.terminal-movie.com
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