我輩は爺さんと思われようが昭和の時代が好きである。
平成の現在と違って限りなく不便ではあったが、限りないドラマがあった。
今や自分の部屋にDVDやパソコンを所有する時代。
昔は一家に一台のビデオデッキ。
当然、居間に設置されているわけである。
発情期を迎えた私は当然、エロビデオの誘惑に駆られる。
深夜にこっそり居間に侵入してイヤホンしながらエロビデオを鑑賞するのだ。
カセットを入れるとガチャ!ウィ〜ン・・・と物凄い起動音が鳴る。
居間の隣に両親の寝室があるので、この騒音はやばい。
なもんで、ビデオデッキを引っ張り出して座布団を何枚かビデオデッキに被せる消音対策で対処した。
正直、エロビデオの興奮より親にバレ無いかという恐怖心しか無かった。
電話にしてもそう。
携帯電話の出現で好きな時に誰しもが個人への発信が出来る。
昔は悲惨極まりなかった。
惚れた同学年の女生徒の電話番号を探し出して緊張の告白電話。
当然、個人へ直接繋がるわけでもなく彼女宅への電話だ。
その娘の兄貴が電話に出て「妹に何の用だ?」
妹さんとお付き合いしたいと告げると「妹は付き合う気は無い」とお兄様に振られてしまった。^^;
微笑ましい??思い出である。
メールにしても便利ではあるが味気ないよなあ。
今まで何度もラブレターなる物を書いてきたが、ものすごいときめきと緊張感があった。
現代は非常に便利で、しかも個人で全ての器機を所有できる時代。
豊かな時代になったものだ。
便利すぎて逆に日常に刺激が無くなった様にも思えるがね。^^;
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