テレビはあまり見ないが、いくつか気に入っている番組を録画してみている。
最近見ているのは「あさが来た」。
ここのところ朝の連ドラがぱっとしなかったが、ようやく続きが気になるドラマが出てきた。
話がさくさく進むのが良い。
「マッサン」の様に一体何時になったらウィスキー造るんだ?!とイライラしないで済む。
始まる前「日本で最初の女子大学を作った女性の物語」というので、津田塾大学の創始者津田梅子のドラマかと思ったら、日本女子大の創設に尽力した広岡浅子の物語だった。
ちょうどドラマの中で「アメリカに日本の女性が留学」云々の台詞が出てくるが、その留学した少女達の中に、津田塾大学の前身である女子英学塾を作った津田梅子や、協力者の山川捨松(大山捨松)、瓜生 繁子らが居た。
女子英学塾が出来たのが1900年(明治33年)、日本女子大学の前身である日本女子大学校が1901年(明治34年)にできている。
大学校という名称ではあるが大学令による大学ではなく、旧制女子専門学校とのことで、それでいえば女子英語塾も同じようなものであり、最初の女子大学は津田塾じゃないかと思うのだが、使ったもの勝ちなのだろうか。
浅子の実家は三井財閥の三井家で、最初に学校が建てられた目白の土地は三井家に掛けあって寄付してもらった。
単身炭鉱に乗り込んで、懐にピストルを忍ばせて炭鉱夫と寝起きを共にしたというのも本当らしい。
元々の主人公の人生が波乱万丈で面白いのだから、ドラマ化してもつまらなくなりようが無いと思う。
絶対ドラマ化したら面白くなるのにと思うのは、先ほど話した大山捨松の生涯。
家族で会津若松城に籠城し、飛び込んできた不発弾に濡れ布団を被せて爆発を防ぐ捨松。
奇しくもその城に雨霰と大砲を打ち込んでいたのが、後に夫になる大山巌。
同じ会津藩士の子供、後に義和団事件で活躍する柴五郎なんかもドラマ化したら面白くなりそうだ。
「笑っていいとも」が終わったけれど、最近のタモリの出ている番組は面白い。
「ブラタモリ」は島根、福岡、富士山とやってきて、先週は札幌だった。
地元の事なのに、知らなかったことも多く面白かった。
来週は小樽だそうだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する