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2015年11月04日20:33

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とある小学生の教え

これはある小学生が子供がいるお父さんお母さんに向けた魂の教えです。

とあるド田舎にまさしくんという小学生がいました。
この子は手癖が悪く泥棒ばかりしている悪ガキでした。
何度も犯行がバレてお父さんお母さんに叱られていました。
その日も悪ガキは犯行がバレてご両親に叱られていました。
散々叱って疲れたのか、お父さんはお風呂へ入りに行きました。
悪ガキはちょっとしたインターバルにホッと胸を撫で下ろしました。
その悪ガキを見てお母さんは何かを直感しました。

「この悪ガキはまだ何かを隠している」

さすが肉親です。
母親ならではの第六感でしょうか。

「まさし、まだ何か盗んでる物があったら正直に言いなさい。
 お父さんには絶対しゃべらないから」

「本当にお父さんに言わない?」

「言わない」

「・・・学校で飼育しているトノサマバッタ盗んだ」

「アナタァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」

お母さんはお父さんが入浴しているお風呂場へ向かって光の速さで駆けて行きました。

まさしくんは幼い子供ながら悟りました。
大人って汚ねえ。
大人だからと言って大人じゃねえ!
※訳(大人だからと言って人間が出来ている訳じゃない)

その後のまさしくんは母親への信頼を無くしグレてしまいます。
この時のまさしくんは心をズタズタに引き裂かれ、かなりのトラウマを背負いました。
行く先は授業をサボり無免許でバイクに乗ったりします。
ある程度の時を経てまさしくんが落ち着きを取り戻しふと思います。
子供の前ではどんな事があろうと絶対に嘘をついてはいけないと。

46になったまさしくんは今でも思います。
自分のしでかした事に非は勿論あるが、アレはないよなぁ・・・
ご両親から得た反面教師の教えでした。^^;

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