mixiユーザー(id:1673188)

2015年11月02日12:14

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老センス

「オヤジギャグ」などと定義されるもの等の延長上にある概念で、文化的に閉鎖された遠隔地(狭義の田舎)、或いは文化的教養に不自由な人々、そして娯楽文化に慣れていない高齢者同士でしか通じない笑いのつぼが存在すると言われている。

一般の社会生活を営む人間には、無意味な単語の羅列でありそれを実際に笑いの要素として知覚できないが故にどれがそれであるか予め確定するのは困難だ。
そもそもこれらの文化を担う人々は、ギャグ要素ですらも無い純粋に無意味な文言を日常的に発しているので特に識別は困難となる。
実態とかけ離れた見解や、常識で周知された事柄と違うコトを言ったりするのを、このギャグと捉えて失笑するのは絶対に避けたいミスである。
逆に、実際の状況を正確に表している場合においても、それが本人にとっては逆であったりするので、爆笑唱和は大変な技術を要する。なにしろ無意味を理解しなければならないのである。

しかし特定の文節が発せられた時、それを聞いた一部の人間は突然爆笑する。この時、普通の人間は理解できなくても、唱和するのが日本の習慣である。
あまりにタイミングが遅れてしまった場合においても、怪訝な表情などは浮かべてはいけない。
他者の文化に対して賞賛の意を示すことは文化人としての最低限の素養である。

留意しなければならない注意点として、何らかの偶然により爆笑タイミングが一致したとしても、馴れ馴れしくするのは避けた方がいい。その先、偶然が続くとは限らないと言うコトもあるが、その爆笑の一瞬を過ぎたら、再び瞬間的にヒエラルキーが再構成されるためである。

…この文章そのものは1940〜1950年代のギャグのスタイルだな。w

ちなみに田舎くさい。っていうのは亡き母の口癖で最大限の侮蔑であった。
母は米沢の出身。田舎とは東京とか京都以外を指す言葉ではない。
街中の生活と田園や山間での暮らしはかつては大きな違いがあったのだ。
そういう意味で都市生活者が郊外生活者を見下すという現象があった。
もっとも戦前は、地主と小作人という関係性もあり、歴然とした生活レベルの差もあったのだが。
更に昔、比較的母が若い頃は「あんザイゴが〜。」とか言ってました。在郷…だと思う。


■あまりに奇抜&ふざけすぎて、もはや判断不能な国会みやげの数々がスゴいぞ!
(Business Journal - 11月02日 06:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=3692444
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