本来の主役の子供はゴミ拾いで、子供をトリートしてあげるべき立場の大人はバカ騒ぎして散らかし、通交を妨害し、警官を殴って逮捕される。
荒れる成人式の拡大バージョンでしかないと思う。
荒れる成人式には自治体の住民税が使われているし、渋谷の警備に配備された警察官はもちろん公務員なので税金で動いている。
消費税増税やマイナンバー施行による脱税取り締まり強化を批判する人は、この手の非常識な若者が起こす騒乱による税金の無駄遣いにも厳しい目を向けるべきではないだろうか?
もっともこういった騒乱があったのは渋谷だけで、他の繁華街は去年よりも明らかにハロウィンは下火で、混乱を招くような事態はなかった。
もう一つのハロウィンのメッカの六本木では騒乱の話は聞かなかったので、クラブや飲食店の中などの、イベント会場の内側で常識の範囲でやったのではないだろうか?
となると、これはハロウィンがどうこうではなく、何かのきっかけがある度に半ば暴動に近い状態になる渋谷の街の構造に問題があると言える。サッカーW杯や、芸能人のゲリライベントや、SELDsのデモでも同じことが起こる。
渋谷のスクランブル交差点は、人の動線が交錯してすごく込み合うから、常に賑わっている感があるので、あそこで大型ビジョンを使った広告を打つと効果がある。
群集心理と広告の相乗効果を狙って、あの場所をわざと混雑が酷いまま放置しているのではないかという気もする。それが度を越してきた感があるので、いずれスクランブル交差点は廃止になるのではないだろうか?
バカな人に、非常識なバカ騒ぎは止めろと言ったところで聞く耳を持つことはない。いったん過激化してしまったブームは、法的に規制したり、行政や司法が強制的な対策をしないと収拾がつかないだろう。
ハロウィンでバカ騒ぎするのは止めろと呼びかけてハロウィンでの渋谷騒乱が終息しても、バカ騒ぎしたい人が消滅するわけではないので、別の機会にまた渋谷で暴れるだけになる。
根本的な対策としては、交差点のスクランブルを無くして普通の交差点とし、駅周辺のビルの壁面の映像広告に規制を入れるしかないだろう。
本来、民間の広告活動は、公序良俗に反しない限りは規制するべきではないが、通交の安全が妨げれれるようだと公共の福祉に反するので、規制せざるを得ない。
ハロウィン翌日の渋谷で子どもたちがゴミ拾い 大人たちにモラルを問う声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3691703
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