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2015年10月23日22:37

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【第41期天元戦五番勝負第1局】

■井山四冠が先勝=囲碁・天元戦
(時事通信社 - 10月23日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3677994

囲碁の高尾紳路天元(38)に井山裕太棋聖(26)=名人、本因坊、碁聖=が挑む第41期天元戦五番勝負(中日新聞社主催)の第1局が23日、岐阜市長良の岐阜グランドホテルであった。
午後4時14分、141手までで黒番の井山が中押し勝ちし、自身の連勝記録を18に伸ばした。
持ち時間各3時間のうち、残りは両者とも3分。
第2局は11月16日、北海道函館市の函館国際ホテルで行われる。

● 今期の見所など ○
http://tengen.live-go.net/index.html
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/411.html

先ずは、高尾天元から。
ここ迄の7大タイトルの獲得は、名人1期、本因坊3期、十段2期、天元1期の合計7期。
今期は名人戦に続いての十二番勝負の後半戦となった。
十段戦の惜敗を挽回するべく臨んでいるこの二つのタイトル戦だが、現在のところ流れを変える事が出来ずに苦しい状態が続いている。
井山四冠は、山下九段との番碁が続き防衛を続けて来た。
この状況を見ると高尾天元の状態が悪いのではなく、井山四冠の調子が昨年後半と比較して上向きになっていると言えよう。
従って、今期の防衛戦は大変厳しい戦いが予想されるところだが、何とか接戦に持ち込んで勝機を見出したい。
元来、粘りには定評のある棋士なので、名人戦は意外なスコアとなってしまったが何とか巻き返したいところ。
今期は無冠転落の阻止、2年連続通算2期目の天元位を目指す。

続いて、井山四冠。
ここ迄の七大タイトル獲得数の内訳は、棋聖3期、名人5期、本因坊4期、十段2期、天元3期、王座2期、碁聖4期の合計23期。
高尾天元とのダブルタイトル戦の前半は無難に乗り切り、後半戦へ臨もうとしている。
現在、村川王座との番碁もスタートして、別角度からもダブルタイトル戦となっている。
そんな中でトリプルタイトル戦を回避させたというのは、やはり大きい。
いくら井山四冠とはいっても、3タイトル戦では大変キツいのは当然だ。
このタイトな状況の中で十段戦の本戦のスケジュールも入り込んで様相は昨年と全く同じ状態。
大変悔しく、厳しい状況になってしまったという教訓を活かすチャンスを得たという視点もある。
従って、本人も相当に気合が入っているところであろうと思う。
プレッシャーや疲れ等との付き合い方のノウハウを少し得た可能性も考えられるので、この年末、3棋戦の動静を注目していきたい。
今期は、2期ぶり通算4期目の天元位を目指す。
七大タイトル獲得総数・区切りの25期を達成して棋聖戦の防衛戦を迎える事が出来るかどうか。

王座戦と同様に上座と下座が入れ替わって迎えたリベンジ戦となった今期初戦は、井山四冠が取ってシリーズがスタートした。

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