仙田典子さんからまわってきた情報です。『畜産と漁業が地球を壊す』。90分のビデオですが、必見です。環境主義と肉食は完全に矛盾し、一致しないということがよくわかります。この映像を見て、ぼくたちも改めて食生活を根本から見直すことにしました。
それにしてもグリンピースなどの環境保全団体においてすら、この畜産、漁業による環境破壊の問題はタブーになっているのはショックでした。
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空前の肉ブームで、「老化がこわいなら肉を食べろ!」といった宣伝が氾濫しています。TPP始動をにらんだ「前煽り」の感もありますが、そんな中で以下のような動画が回ってきました。特に1は衝撃的です。
・地球上にいる人間は70億、家畜は700億。地球上にいる動物は野生が2%、家畜が98%。
・家畜は人間の9倍の水と7倍の食料を消費し、穀物の50%を食べている。
・家畜が生み出す温暖化ガスの影響(18%)は、化石燃料によるもの(13%)を上回る。
・漁業は再生不可能な産業で、海産資源は21世紀半ばに枯渇する。
・実際に流通する5倍の魚(サメ・カメ・小型クジラなど)が獲られ(混獲)、ほとんどが捨てられている。
・主な環境団体(グリーンピース、シエラクラブ等)は、会員のライフスタイルを変えることを好まず、この「最大の環境破壊」を止めようとしない。
数字については確認が必要ですが、だいたいの方向性は正しいと思います。以下をじっくりごらんのうえ、肉や魚を食べるのを続けるか、減らすか、止めるかをお決めください。(ちなみに、肉や魚を減らしたり止めたりしても、穀物と野菜とサプリで十分代替できます)
1.衝撃のドキュメンタリー「Cowspiracy(カウスピラシー)」
畜産と漁業がもたらす驚くべき環境破壊と、それに本気で取り組まない環境団体の実態をあばくドキュメンタリー。(タイトルは「Cow(牛)」と「コンスピラシー(陰謀)」を組み合わせたもの)
http://www.vegworld.jp/blog/kiji/cowspiracy/
2.上記の短縮版「2分で分かる!環境破壊の一番の原因」
上記のドキュメンタリーは130分の長尺で、全部見るのはちょっとしんどい。で、そのエッセンスを2分にまとめたものが作られました。これならサッと見て、パッとわかる!
http://www.vegworld.jp/blog/video/nikushoku-kankyomondai/
3.映画「いのちの食べ方」
これは予告編ですが、一見すれば映画の内容は想像できると思います。本編も必見。@@;
https://www.youtube.com/watch?v=EmZk-Lwl2Uk
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