mixiユーザー(id:31799784)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2015年10月01日21:25

645 view

シェルターを聴く【その3・Model9000】

その3、とタイトルに入れてみて前回は、と見直してみたら7月の中旬。

その3とするべきか迷うが、自分の中では内容的に続いているのだ。

前回は7000番にはStage101/PremiumⅡがベスト、ということで次回は9000やHARMONYへ…で終わっていたのである。

今回はその9000番。
今年2月に購入、高く評価しているが、出番は最近ようやく増えてきた。

7000と方向性は同じで似通った傾向の9000。
ローエンド方向の厚み、力強さ、重心の低さに上級機種の面目を聴くことができる。

7000で好結果だったStage101/PremiumⅡを9000に使うと、やや重心が下寄りで穏便な表現に思える。そこは予想の範疇。
方向性としてはやや軽い方向性か、切れ味、高域の情報量を余さず引き出していきたい。

候補は、
PC-TripleC(LW5800)/PremiumⅡとStage101/EVOⅡの二本。

導体違いの前者には軽やかに舞う、ハンダ違いの後者にはピシリとした切れ、が望めるだろうとの狙い。

結果は前者の方が9000らしさにフワッとしたいい意味での軽さ、明るさが加わってご機嫌だ。
後者では9000の腰の強さが生きて、「9000らしい」鳴り方をするが、若干低域と高域に強調感を感じられるところで、自分としては前者を採った。

いずれのリード線にせよ、9000の能力の高さはかなり発揮していると思う。
細かいところに文句をいう気がさほどしないのだ。

また、交互に聴いた7000番の能力の高さもあらためて認識。
7000は購入から早や7年くらい経つのだが、最近ますます快調である。

ケーブルやリード線、その他周辺機材の質的向上に、リニアに反応・追従している感じがあって近年の変化・充実ぶりを感じ取ることができて楽しめる。
9000はもちろん、7000も相当ポテンシャルが高いと言えそうだ。

今年買ったカートリッジでは、そういうロングラン的な楽しみ方はできないから…