mixiユーザー(id:7793076)

2015年09月27日20:13

81 view

ませた小学生

私の事である。
M気質であると同時にホモ気質の素質もある私はガキの頃に大人の男というものに大きな憧れを持っていた。
皆さんの子供の頃にクラスに半そで半ズボンで一年を過ごす小学生がいなかったであろうか?
私がそれに当てはまる小学生だった。
どういう信念だか分からないが、当時の私は四季を通じてとにかく半ズボンで過ごした。
だが、その信念が覆される事件が起こる。
柴田純の登場である。
分かり易く言うと松田優作さん演ずるジーパン刑事の登場である。
あまりのカッチョ良さに当時の私は釘付けにされ、冬場の冷え切った椅子に半ズボンで露となった太ももをペタリとつけ悲鳴を上げながら耐え切ったにも拘らず、すかさずジーパンに躊躇うことなく履き替えた。
それほどまでにジーパン刑事に陶酔していた。
フォト

後にドラマ「俺たちの朝」で勝野洋さん演ずるオッスが江ノ島でジーンズショップを開くのに魅了され、行く行くはわしも江ノ島でジーンズショップを開こうと子供ながらに誓ったのであった。
大人の男に憧れ始めた時代である。
フォト

さらに大人の男への憧れは加速する。
横浜で探偵を描いたドラマ、藤竜也さんと草刈正雄さん演ずる「プロハンター」にて自由奔放に生きる男たちにときめいた。


世の中は金八先生の主題歌「贈る言葉」がメジャーだが、ひねくれた私は新八先生の主題歌「重いつばさ」に酔い痴れた。


上げれば影響を受けたドラマが数々出て来る訳だが、今更ながらに小学生にしてはとてもませた選択だったと思われる。
そうして出来上がった数十年後の大人の姿が・・・


嘆かわしい事に看護師に注射を打たれてハフハフと興奮している己の姿である。
憧れていた大人の男の姿は微塵も無かった・・・。
4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する