ニュースで最初に13発という数字を聞いたとき。
「警官が持っている拳銃は5発しか装てんされていない」
なお
「補給できる弾丸は携行していない」
のだから、少なくとも、3人は警官がいたはず。
というのは、わかるが、やはりそうであった。
もっとも、如何に相手が犬だろうが、一発目で仕留めに行く。
みたいなことは、心理的にもはばかられるだろう。
威嚇的に、足を狙うなり、したのではないかとは思う。
(本気で殺しに行かないとやばいと思うのが3発目ぐらいからでは?)
三人の内、少なくとも一人は全弾撃ち尽くしているはずだから、次は警棒で戦う準備をしていたはず。
ただ、拳銃を扱ったことがあれば、容易にわかることだが、
「静止している標的」 ですら、容易には当たらない。
そのぐらい、拳銃の命中率は悪い。(スコープ付きライフルなどとは決定的に違う)
数年前、奈良県警の警察官が、車を運転する逃走犯を止めるため、拳銃を撃って撃ち殺してしまった、という事件があった。
警官曰く、「腕を狙った」 というのだが、
腕を狙って打ちぬける高度な技量があるなら、逃走している車のタイヤを撃ち抜けばよいよね。
と、私は思ったが、警官は殺人に問われることもなく、「無罪」だった。
裁判官も、拳銃なんかで標的を撃ち抜けないことを、身をもって体験してみるとよいだろう。
こんな感じかな。
ボクシングで使うようなリングの上に裁判官を立たせる。
裁判官は、リング内で逃げ回ってよい。
一人の警官 (通常の訓練しかしていないもの) をランダムに抽出して、
5発自由に、リングの外から撃たせてみる。
もしも、裁判官が撃たれて死ねば、裁判官になる資格が最初からなかったものとする。
どうだろうか?
司法試験もインチキだってばれたんだしね。
裁判官も全員、この程度の試練はくぐってみてはいかがだろうか?
もちろん、体験拒否をするのは自由で、拒否した場合は、司法試験合格が取り消される。
(もう一回試験を受けなおしてください。)
ついでに、検事にも同じような試練を与えても良いかも。
一般の弁護士はどうでもよい。彼らは基本悪の見方だしぃ。
警官の側にも真剣になってもらいたいので、1発でもかすれば、昇進。
見事撃ち抜ければ2階級特進。
撃ち殺せたら、3階級特進、とする。
犬相手より、偉そうにしている裁判官や検事相手の方が、殺意はそそるのではなかろうか?
(がんばれ、万年巡査長)
で、元の話に戻って、最初から警棒でぶん殴る、という選択はなかったのかと思う。
拳銃撃つ訓練より、警棒で戦う訓練の方が、よほど十分やっているはずだし、
犬とは言え、頭部に一撃必殺の打撃を与えれば、気絶するだろう?
人間側に有利なのは、警棒を上から振り下ろせる点。
そういうものでもないのか?
現職の警察官に聞いてみたいところ。
それとも、普段携行しているのに、撃つ機会のない拳銃を使ってみたくてうずうずしている警官だらけなんだろうか? そうだとすれば、昨今の不祥事続きの警察のあり方は根本的に問われるのではないか?
どうせ、撃っても数メートル離れていれば、飛び道具としての効果があまりない拳銃よりも、接近戦で圧倒できる警棒の方が、十分役に立つだろうし、その方が、拳銃が盗まれたり、悪用される危険性も減る。
どうしても、殺傷能力のある飛び道具がほしいのであれば
「手槍」
という選択肢もある。
接近戦でも使えるしね。
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■飼い主かんだ犬射殺=警官が13発―千葉・松戸
(時事通信社 - 09月14日 14:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3615195
時事通信社
14日午前2時ごろ、千葉県松戸市稔台の路上で「女性が犬にかまれた」と110番があった。県警松戸署員3人が駆け付けたところ、飼い主の無職男性(71)に覆いかぶさってかみついており、その後犬が向かってきたため、3人で拳銃計13発を撃ち射殺した。男性とアルバイトの女性(23)=いずれも同市在住=が左腕をかまれる軽傷を負った。
同署によると、犬は7歳のオスの紀州犬で体長約1.2メートル、体重約21キロ。13日夜に逃げ出し、男性が行方を捜していた。男性には、女性にけがをさせた過失傷害の疑いもあるとみて、詳しい状況を調べている。
現場は新京成線みのり台駅東約300メートルの住宅街。浜元裕彦副署長は「犬は警官に牙をむいて襲い掛かっており、発砲は適正、妥当だ」と話している。
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