スカパー!で「仮面ライダー×スーパー戦隊」のスーパーヒーロー大戦やってたから見た。
個人的には、春の「〜大戦」系オールスター競演映画は、たいていハズれだと思っていて。
この映画も、当時はディケイドが大ショッカーの、マーベラスが大ザンギャックの首領になり殺しあっておきながら、実は「裏切った振りでした」という、何の捻りもないプロットに「何じゃそりゃ。しかもディケイドは何回目だ」と思ったが。
改めて見ると、ディケイドとゴーカイジャーのクロスオーバーとしては悪く無い。
主役がゴーカイジャーの青と緑、ディエンド、オーズのヒロインの女の子という、「スケジュール合う人だけで間に合わせました」というショボさ。
当時現行ヒーローのフォーゼとゴーバスターズが全然出てこないのに、クライマックスで取って付けた様な活躍をするあたり。
香港や、アメリカのオールスター映画(キャノンボールとか)を思わせて味わい深い。
デンライナーでタイムトラベルまでして連れてきたアカレンジャーが、マーベラスの変身したニセモノだった、あたりの話がよくわからないのだが、ディケイドとディエンド、ゴーカイジャーのメンバー同士の絆を描く話としては、良く出来てた(気がしてきた)。
全体的に、アクションパートは良く出来てた気がします。
ちょっとリアルぽいワイヤーワークがいい。
カード使いライダーが合同攻撃するとかもイカす。
ただ、コーカイジャーが、せっかくスペシャルなヒーローに姿を変えながら、結局いつものバスーカ撃つだけ、という悪習が生まれてしまいましたが。
日本中のスーツアクターを、集めたという、クライマックスの全戦隊、全ライダー集合は圧巻。
ビュンビュン飛ぶスカイライダー&ジェットマンとか、「同年に放送されてた戦隊とライダーのコンボ攻撃」とか、見所が多い。
21世紀にマスクマンのオーラパワーが見られるとは!
一番凄いのは、シャドームーンと対峙したブラックが「信彦、止めろォ!」とか言ってた事(笑)。
えー、君たちテレビ本編と同一人物なの?
ブラックとRXが同時に存在してるのに?
その後あっさりシャドームーンを爆死させちゃうのもイカす。信彦ォ!
ログインしてコメントを確認・投稿する