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2015年09月06日21:42

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今日の「花燃ゆ」

今回、ふと思ったことがあります。

これまでこのレビューで、かつての「花神」でのメインキャラに等しい存在で活躍した山県狂介や大村益次郎が今回のドラマではほんのチョイ役でしか出てこないって騒いでいたけど、逆のパターンに気付きました。
このドラマではものすごく重要なキャラである小田村伊之助=楫取素彦が「花神」には全く出てきていなかったことを思い出しました。
例え長州藩のドラマであってその長州藩関係者であっても、総ての実在人物を全員まんべんなく登場させるのはストーリーの関係上無理なのですね。

高杉の死は「花神」では野村望東尼に看取られてでした。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」と、上の句を詠んだところで、力尽きて、あとは望東尼がその場ですぐに「住みなすものは心なりけり」と下の句をつけ、高杉が「おもしろいのう」と言ってガクッ、でした。
今回、望東尼の下の句は最後の「紀行」で紹介されました。
もしかしたらあの下の句は、後になってつけたのでしょうか?

恐らく、あの場に美和がいたのはフィクションでしょうね。

さて、第二次征長は将軍家茂の死去のために停戦になりましたけれど、これは長州藩にとってどれほどの救いだったか。
また、続いて幕府寄りだった孝明天皇も崩御あそばされます。
この孝明天皇崩御はあまりにもタイミングが良すぎ、しかも薩摩と長州にとっては好都合すぎるために毒殺説が根強いですね。
まさか将軍は毒殺ってのは不可能でしたでしょうけど。

それにしてもまた、「庠序、学校を設け為して、以つて之を教ふ」って、このドラマの馬鹿の一つ覚え、いい加減にしてほしいですね(笑)

そして京で戦ということで大騒ぎ…ちょ、ちょっと待った!
それって鳥羽伏見の戦いのこと?
そうなると、「大政奉還」も「王政復興の大号令」も、このドラマでは華麗にスルー?
そ、そ、そ、それはちょっと!
まさか来週の冒頭に回想シーンとしてやるとか?(このドラマならやりかねない)

そして美和が京に行くけど、ホント、美和の行動に関してはどこまでが史実かどこからがフィクションかわからない!
久坂の子を今後どうするかは史実は分かっているけど。

予告によれば、来週は戊辰戦争ですね。
まさか「八重の桜」のように戊辰戦争に1か月もかけないでしょうから、この流れだと10月から明治以降ですかね。
「八重の桜」では9月から明治以降だったから1か月遅い。
このドラマでは四分の三を幕末に割き、あとの四分の一が明治以降ですね。

そういうわけで「大政奉還まであと○カ月」って書いて終わろうと思ってたらスルーされて、もう過ぎちゃったみたい。
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