【中古DVD鑑賞日記】
ネバー・サレンダー 肉弾突撃
地元の古本屋で900円で売っていた。
主演に「テッド・デビアス」とあったので、「えっ!」と思ったが。
日本でもスタン・ハンセンのタッグパートナーを務めていた《ミリオンダラーマン》ではなく、その息子だ。
ちなみに、この映画、「ネバー・サレンダー」シリーズの2作目で、前作は同じくWWEのプロレスラー、ジョン・シナが主演だった。
WWEが作ってる映画なのかしらん。
さてお話は。
タイにバカンスに来た海兵隊員が、テロリストに奥さんを人質に取られたので取り返すという、大味なアクションですが、派手な見せ場が続いて良かったよ。
主演がプロレスラーなので、肉弾アクションもありましたが、注目すべきは、デビアスさんと、二人組のムエタイ戦士の格闘。
プロレス対ムエタイ!
しかも1対2!
両者、動けて、カメラも長回しでいい感じですが、ちょっと大味か。
「掴んだらプロレスの勝ち」という、定石通りの格闘でしたが、もっとアクロバティックな動きも見たかった。
デビアスさんが、いきなりドロップキックを出したのはビックリしましたが(笑)
あと、ちょい、カメラがより過ぎ。
もう少し引いてくれた方が、動きが良く見える。
可もなく不可もなく、という感じの立ち回りでしたが、マーシャルアーツ映画ではなく、コマンドアクションに、ボーナストラック的に入る格闘としては、上出来かと。
あと、銃を持った敵との、取っ組み合いがありました。
相手が銃を撃てない様に、手首を掴んだまま格闘するなど、この映画、格闘にちょっと捻りを入れる志はある様です。
さらにこのDVD、特典が充実。
まずは上記の「プロレス対ムエタイ」のメイキング映像。
あれ?メイキングの方が、動きが良く見えるぞ?
監督が「見た事のない、夢のアクションだ」みたいに吹いてますが、少し自画自賛すぎです(笑)
ハリウッド映画なのに、タイのスタントマンは、割と一発勝負なデンジャラスなスタントをしててドキドキです。
そして、もう一つの特典は、ブロレスラーとしての、テッド・デビアスのミニドキュメンタリー。
お父さんの、ミリオンダラーマンのインタビューもあるよ!やった!
特典映像こみで、凄い得した気分になれるDVDです。
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