mixiユーザー(id:6449487)

2015年08月13日22:47

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西南戦争

祖母の話で曽祖父は西郷さん達と戦ったと聞いた。西南戦争での事だ。ボクは薩摩出身の士族はこぞって西郷さんについていたのかと思っていたけれど司馬遼太郎さんの著書を読み進んでいるうちにそうでは無かった事を知った。

上士と言われる身分の者の多くが基盤脆弱な明治新政府を武力で支える近衛兵として上京していて、下士の者達は川路利良率いるポリースとして首都をはじめ全国庶民の日常生活の秩序維持にあたるという住み分けがあったようだ。彼らは上士達のように官職を辞した西郷さんを追って鹿児島に帰ることはなかったとある。

なーるほど、曽祖父は警察に奉職していて西南戦争の折に政府軍兵士として西郷さんの軍と戦ったという事が「そーゆー事か」と得心がいった。ところで西南戦争のときはまだ軍内警察である憲兵は存在していなくて、警察がその任を兼務していた事をこの資料で知った。
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