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2015年08月03日14:20

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今回の「花燃ゆ」

留守録視聴でさっき見ました。

ついに、やっと、やっと、やっと山県狂介が登場。
しかも、思った通り降って湧いたような突然の登場www
これまでも山県が絶対にいたはずのシーンはいくらでもあったのだから、あの俳優が演じてひそかにいるだけはいたのかも。
セリフもなかったし、紹介のテロップもなかったので、いたことに気づかなかっただけと思いたい。

それにしても伊藤は高杉の講和に協力したとして、高杉と共に尊攘派から追われていたはずなのに、なんで平然とあの場にいるんだ?

今年の大河はついつい「花神」と比較しながら見てしまうけれど、これは「平清盛」の時に「新・平家物語」と比較して見てしまっていたのと同じ。
例えば戦国ものならもう大河史上数え切れないほどあるから何かと比較するということはないし、「義経」や「龍馬伝」は昔の「源義経」や「竜馬がゆく」を見ていないから比較しようがなかったけど。

それで、高杉と赤禰武人の議論は高杉が弁舌さわやかに赤禰を説き伏せた形でしたが、「花神」では高杉が自分は毛利家譜代の士であると強調した後で(ここまでは今回のこの作品にもあった)、赤禰を周防国玖珂郡の百姓と罵倒するという失言をして議論では負けたけれど、実力で挙兵したという筋書きでした。

でも、高杉の回天義挙の名セリフ「これから長州男児の肝っ玉をお見せします」というのは、細かい表現こそ少し違ったけれど、「花神」の中村晋作と「花燃ゆ」の高良晋作、両者ともそれぞれにいい味でした。

ただ、野村望東尼が「花神」ではもっと老婆のように感じたけれど、今回はずいぶん若いなあって思ってしまいました。
もっともこの時の実際の野村望東尼は約60歳で、演じていた真行寺さんも55歳ですからそう変わりはないのですけれど、当時と今では年齢に対する感覚が全然違っていたと思いますから、現代の55歳で当時の60歳を演じるのは無理があるかも。
(と、思ってよく調べたら、「花神」で野村望東尼を演じていたのは草笛光子さんで、当時は44歳だったんですね。たぶんその頃の自分と今の自分の年齢に対する感覚が変わってしまったのでしょう。今でこそ30歳の女性は自分の中では「女の子」の部類に入りますけど、中学生の頃は30歳は「おばさん」と思っていましたから)

さて、奥向きですが、美和の椋梨毒殺未遂事件(実際は未遂じゃなく、毒殺しようとはしなかったということですが)、美和も賢明でしたね。
あそこで日出に騙されて毒を入れていたら、自分が死んでいた。
もっとも、椋梨があそこで死なないというのは史実を知っていれば分かりますから、どちらにせよ失敗したはずです。
まあ、だけど、あれはフィクションでしょうね。
そもそも日出が鞠と、「芽は小さいうちに摘まねば」などと話していたのがもろに伏線でしたし、兄の話を美和にしていた時の表情から、これは嘘だなってすぐに分かりました。
嘘を語って嘘と感じさせる演技、演じていた女優さんもさすがです。
それで、椋梨との耳打ちから、もうこの陰謀のすべてが見えてしまいました。
一方、美和の方もここで毒など入れるような女性とは描かれていませんし、そんな人をNHKを主役にはしないでしょう。
だから、すべてが見事に思った通りの筋書き通りに展開しました。

それにしても銀姫の、またしても見事なツンデレぶりwww
「ツン」で美和を平手打ち、「デレ」て美和を小田村の元へ行かせます。

それにしても不自然なのは、野山獄にはいくつも部屋があったでしょうに、なんで高杉も小田村も同じ松陰先生が入っていた部屋に入れられるのでしょう?
もしかしたらあの獄司の福川が故意に配慮してたのかなと思います。
ま、実際に配慮したのは、あの「至誠」の文字を重要アイテムとして使いたい番組制作側でしょうけど。

小田村と美和との思いきりお涙ちょうだいの別れのシーン。
て、これに関しては来週書きます。
今日は書けない(書かない方がいい)事情があります。

さすがに「そうせい侯」の毛利敬親も、今日ばかりは「そう…」とまでは言いかけたけれど言葉を呑みました。
今日ばかりはその「創声力」を使わなかったのですね(笑)

ということで、また来週。
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