「リトルトーキョー殺人課」を探して家中をひっくり返したら、いろんな映画のDVDが出て来たので見ました。
まずは『プライベート・ウォーズ』。
地上げを企む悪徳企業に雇われたチンピラにより、『北斗の拳』の様なバイオレンス世界になってしまった街の住人たちが。
お金を出し合い、元・警察官のアル中探偵を、用心棒として雇ったら。
こいつが喧嘩の時だけ、見違える様に強く。
街の人たちから、頼りにされるうち、アル中だった探偵も
自覚が出てきて、酒を断ち、「ロッキー」の様に地道なトレーニングを開始し。
住人の皆さんも、荒れ果てた街を掃除したり、植木を植えたり、生活に潤いを取り戻しますが、。
一方、地上げ企業も、次々と、刺客を強化し、血で血を洗う戦いに突入するという。
黒澤の時代劇を、現代に置き換えた様な、ありがちっちゃー、ありがちな話ですが。
面白いのが、主演がスティーブ・レイルズバック。
『スペースバンパイア』や、『エド・ゲイン』といったホラー映画での主役が多いですが。
おそらく、スティーブさん自身は、マーシャルアーツの技量はない。
しかし敵とか、周囲に動ける人間を配置しているので。
ビュンビュン、回し蹴りとかハイキックを決める敵を、スティーブさんがパンチ一発とかで仕留めると、なんとなく、リアルファイトに見える(笑)
敵に、この手の映画でよく見る長髪のイケメン、ジェームズ・リュー。
また、スティーブさんと、留置場の中で喧嘩して仲良くなる助っ人二人組の片方が、ドニー・イェン映画の常連、ジョン・サルベティなので。
アクションに関しては、安心して見ていられます。
押しくらむは、主役のスティーブさんが、マーシャルアーツ・スターではないからか。
ラストが、他力本願というか、いきなり他人に、美味しい所を持っていかれますが。
B級アクションとしては、とても良く出来ていましたよ。
ところで序盤に、住民の皆さんが、用心棒をオーディションする、変なギャグシーンがあるのですが。
ここで妙に動きのいい、ニンジャが出てくるのですが。
あれ、敵役の人が、覆面かぶって、兼ね役で出てるんだろうな(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する