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2015年07月29日21:56

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間借り 主客転倒の?

このところ部屋の寒暖計が35℃を超える日がある。数年前までなら、34℃までならクーラーもしないで本それも結構七面倒くさい本を読んだり、電子工作をするのに半田ごてを使ったりもした。ところが、最近暑さに弱くなり、読書力が低下したこともあって今では30℃を超えると本を読もうという気が起きない。湿度が低くければ30℃を超えても生活はできるが活動的ではなくなる。

我が家にチェロがやって来て10カ月。ネットを見ると、弦楽器は寒さと乾燥した状態に置くのは良くないが、それ以上に高温と高湿度が大敵なようだ。温度の高いのところに置き続けると膠が融けて楽器が分解したり、表面のニスが溶けたりするとのことだ。ただ、どの程度の温度なのかは詳しくは書かれていない。車中に置きっぱなしにするとか少し極端な例は出てくるが、通常の家での状態については情報が少ない。あるヴァイオリン製作者が人間が快適に感じる環境の置くのが良いと書いていた。

前述したように、夏の今、我が家の室内温度が35℃になることがある。湿度も70%近くあり、人間にも楽器にも有難くない温度湿度環境だ。

夏の初めは電気代をケチって楽器を置いてある部屋(レッスンルーム、実は長女が使っていた部屋)のエアコンを入れないでいた。ある時電気代をケチった時と楽器が壊れたときの損得勘定してみたところ、楽器が壊れた方が高くつくことに気が付く。それからというもの、室温が30℃を超えそうなときにはエアコンを入れることにした。私自身エアコンを効かせ過ぎると体がおかしくなるので、楽器にも私に合わせてもらいエアコンの設定温度は29℃と高めにしている(楽器を演奏する時はもう少し下げる)。

これまでパソコンを触ったり読書をしたりの普段の生活は隣の部屋だったのだが、夏の間この部屋は35℃まで上がってしまい、エアコンが効くチェロを置いてあるレッスンルームの方が快適な空間になっている。ということもあって、近頃日中はレッスンルームで過ごすことが多くなっている(部屋には古いVista機があるのでパソコンも使える)。部屋の主はチェロという感じなので、何となく間借りをしている気分になってしまう。部屋もチェロも持ち主は私なのに....

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