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2015年07月26日20:46

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「4対35の壁」を撃ち破れなかった鶴竜と、やっぱり「第一人者」だった白鵬。

■白鵬、2場所ぶり35度目の優勝 大相撲名古屋場所
(朝日新聞デジタル - 07月26日 17:55)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3535309
大相撲七月場所千秋楽、一敗の白鵬、二敗の鶴竜の両横綱の結びの一番は寄り切りで白鵬が勝ち、二場所ぶり35回目の賜杯ゲットで幕を閉じましたね。白鵬が嫌っての立ち合い、白鵬は右四つから左四つに切り替え両者がっぷり、鶴竜が何度か攻めを見せるも白鵬が凌ぎ、鶴竜が二本入った瞬間を巻き換え、最後は白鵬が寄り切ってV35を決めました。ラジオ解説の中村親方(元関脇琴錦)は「追う鶴竜の方が気が楽では」とコメントしていましたが、対白鵬4勝35敗という対戦成績の壁を鶴竜が打ち崩せなかったのかと、正直、感じました。
今場所の白鵬は、初日、二日目と長い相撲で辛勝する一番が続き、舞の海(元小結)が衰えを言及したことも話題になりましたが、その後は“いつもの白鵬”の強い土俵も見られ、第一人者ぶりを感じさせる15日間だったと思います。表彰式での優勝インタビューでは「白鵬は衰えたと言われたが」とそのコメントをやんわり批判(テレビのカメラは向正面解説の舞の海にズーム)、衰えを否定しました。ラジオ解説の中村親方は今場所の白鵬について「負けない相撲を心掛けた」と言っていましたが、「第一人者たるもの、進化を続けることを怠らない」ということなのだろう、と私は理解しました。優勝パレードの旗手は旭天鵬が務めましたが、「モンゴルの大先輩が引退します」と正式発表していないことを言ってしまった白鵬。テレビ解説の北の富士(第52代横綱)は「一番秀逸なインタビューだった」と褒めていましたが、白鵬の凄さを見せつけられた15日間だと思いますね。
今場所の三賞は、鶴竜、白鵬の二横綱に続けて土をつけた関脇栃煌山が殊勲賞、昨日までで11番の嘉風が敢闘賞、技能賞は該当者なし。かなりあっさり決まったようですが、栃煌山は横綱に連勝の後に1勝4敗、今日も嘉風に押し出されて脆さが出ましたが、思わず「今日勝ったら」と条件付きにしてもよかったのではとさえ、正直思いました。殊勲賞は勝った事実が評価されますから、不甲斐ない負けがあっても受賞価値に変わりはないのでしょう。一方の敢闘賞の嘉風は自己最高の12勝。強さと巧さの15日間でした。
その他。西前頭11枚目の旭天鵬は粘りなく栃ノ心に寄り切りで敗れ3勝12敗。涙で花道を下がりましたが、白鵬の表彰式の頃にはリラックスした笑顔になっていました。なんとか7敗で踏みとどまっていた大関琴奨菊は、大関照ノ富士を立ち合い左変化で叩き込んで陥落を免れましたが、負けた照ノ富士は一礼のあと琴奨菊を睨み付け、後味の悪い一番となりました。新大関の照ノ富士は11勝4敗で今場所を終えましたが、大関としてのプレッシャーもなく、着実に強さを身に付けつつある印象を感じました。来場所にさらなる期待が持てますね。
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