mixiユーザー(id:9724239)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2015年07月23日14:02

548 view

妙高山　H27.07.22

いつもの様に三連休を取っていたのですが、夜勤明けの初日は気力が湧かなくて家でゆっくりと過ごしていました。二日目、梅雨が明けたというのに天気は微妙ではありますが、20日ほど前に登り残していた妙高山に行く事にしました。本当は紅葉の時期に行く積りだったのに、正直、他に登りたい山がなかったのでした。とてもじゃないけど私にはスタンプラリーの様な百名山踏破は無理そうです。同じ山を何度も繰り返し登るのも私の趣味ではないし…。やはり猟師の世界に飛び込むべきなのかと逡巡してしまいます。

今回は天気が今一なので車で出掛ける事にしました。しかし親の心配性には困ったものです。まあ有り難い話ではあるのですが。夜中の2時に出発。前回とほぼ同様に、上信越自動車道の妙高高原ICで下りて燕温泉まで。8時には登り始めました。天気予報によると晴れ後曇りで、夜には雨が降るとの事でした。流石に梅雨明け後の日差しは夏そのものといった感じで、日焼け止め対策は欠かせません。ルートは燕登山道を通って山頂へ、そのままぐるっと燕新道から下りて来るというものです。先ずは北地獄谷を詰めて行くのですが、この谷の水ってまんま冷泉ですね。上部にはまだ雪渓が残っていて、その途中から左に折れて尾根筋へと向い天狗堂に至ります。そこから山頂まで、山と高原地図では2時間の登りとなっています。途中、何だか華やいだ声がするなと思っていたら、学校登山の中学生の団体に遭遇しました。道を譲ったり挨拶をしたりと、引率の先生方と共に山のルールをしっかりと弁えていたのが好印象でした。でも何で女子生徒ばかり？と思っていたら、これは後から判った事ですが男子生徒は既に山頂に到着していたのでした。暫くしてクサリ場に至ると、ここからの下界の眺めは素晴らしくて、野尻湖とその脇を通る高速道路がはっきりと見えます。さあ山頂までは後少しです。明らかに溶岩ドームと判るゴテゴテとした岩肌を登り詰めて、11時に登頂。騒がしい山頂を避けて北峰の方でゆっくりとしていました。しかし既にガスが出ていて展望が効かなかったのが残念ではありました。

㊧　燕温泉、黄金の湯
㊨　クサリ場からの眺め

㊧　間もなく山頂
㊨　妙高山山頂（北峰より）

簡単な昼食を終えて下山、長助池分岐まではかなりの急坂で雪渓もまだかなり残っていました。前回に黒沢池方面から妙高山を登ろうとした時に、ヒュッテの親父から「ピッケルがないと絶対に登れないからね」と言われたのも何となく頷けます。この20日間で状況は随分と変わったみたいでした。この後は雪解けの沢を辿って長助池へ。ワタスゲの群生が綺麗で、ここでも尾瀬の光景が思い起こされました。このまま枯れた沢筋を通る様な感じで下りて行き大倉沢へ。それにしても途中の黄金清水の旨かった事！雪解け水の冷たさが堪らないです。登山道は直ぐに大倉沢からは外れて燕温泉まで、15時には下山しました。早速、無料で開放された温泉である黄金の湯に入って汗を流します。折角だからかき氷も注文してしまいましたよ。ふぅ～。

㊧　長助池分岐に至る雪渓
㊨　沢沿いの登山道

㊧　長助池に広がるワタスゲ（綿菅）
㊨　タカネニガナ（高嶺苦菜）

㊧　ハイオトギリ（這弟切）
㊨　モミジカラマツ（紅葉唐松）

本当は明日、雨飾山にも登りたかったんだけど、天気が思わしくないのでこのまま家に帰る事にしました。昨日は2時間も寝ていなかったので道の駅しなので暫く仮眠。18:30に出て23:00に帰って来ました。N ONE は140km/hでリミッターが掛かるのですが、ストレスなく走らせたので燃費は14.1km/Lまで落ちていました。しかしなかなか俊敏に走ってくれるので面白いです。

2 6