週末大阪に出張るが、行きは飛行機、帰りは新幹線である。
普通だと飛行機のほうが高い印象なのだが、ところがどっこい
全然安い。
朝一番の1stクラスとグリーン車でくらべても飛行機のほうが安い。
どういうこと?
1日の本数は圧倒的に多いんだからJRも企業努力してほしいな・・・
さて土曜は寄席に出向く。
当初は今月中席は顔付けが池袋のほうがよさげだったのだが、
当日の予定を見てみるときょん師匠もスワンも休演。
一之輔と天どんだけでは・・・
と思い上野鈴本の顔付けをみるとわりかし良さげだったので
上野に足を向ける。
しかし鈴本は数日分の確定した予定をウェブにのせているが、
池袋は当日にならんとわからん。この辺変わらないかな?
七月中席夜の部「夏の白鳥ホラー落語」@ 鈴本演芸場
この中席はトリがスワンで「ホラー落語」か美内すずえ公認の「落語の仮面」のどちらかを披露する。ホントは「落語の仮面」のほうが興味あったんだけど、ぶらっと寄ったのでしょうもないですな。
ちなみに小屋の中には美内すずえからのお花が飾ってあり、ホントに公認なんですな。
一度聞いてから公認したのかな?
さてトリ前で面白かったのは
二つ目の一蔵の「のめる」は勢いがあったし、
甚語楼さんの「寄合酒」はテンポがすごくよかったし、
中トリの文左衛門は「笠碁」と渋く地味ながらも後半十分笑いを引き出していた。
百栄ちゃんの「コンビニ強盗」はなんかルーティーンっぽさを感じたかな。
一之輔の高座はまくらでその日の弟子の行動に怒りをぶちまけたのちに
(池袋から上野まで雨がこぶりであり傘をささなかったのはいいものの俺のカバンを持っていること考えているのか・・などなど)「蝦蟇の油」。
酒を飲んだのちの蝦蟇の油の口上がベロベロになるところのファンキーさが一之輔らしかったです。
さてトリのスワンは、先日玉さまの歌舞伎でも観た三遊亭圓朝作の「牡丹灯籠」の改作。
あいも変わらず主人公が売れない落語家、金銀亭久蔵、相手は目白の大病院のお嬢様お露。
基本骨子は「牡丹灯籠」のまんまだが、アパートのまわりには幽霊よけのお札の代わりに
ホモに人気の桃月庵白酒のブロマイド、七日七晩唱えるお題目は古典落語の「小言念仏」。(下手な小言念仏を聞かされ幽霊が「あ〜小三治師匠の「小言念仏」が聞きたい〜」というところころが笑える)
またところどころで久蔵の先輩役で先程出ていた文左衛門がでるところも笑える。
最後の下げはこの久蔵が奮起しのちに名人となるところまでいき、供養のために池袋から目白までの「道路」沿いに「牡丹」の花をずら〜っと植えていきこれがのちに・・・というものでスワン独特の力技みせました。
結構楽屋オチ満載ながらも後半はしっかり聞かせるものありましたな。
やっぱり圓朝ならぬ圓鳥を襲名してもいいんじゃないかな。
(もっとも三遊亭全一門が猛反対しそうだが・・・)
ー平林 柳 家 小 は ぜ
ーのめる 春風亭 一 蔵
ー太神楽曲芸 鏡 味 仙三郎社中
ー? 古今亭 菊 太 楼
ー寄合酒 柳 家 甚 語 楼
ーギター漫談 ペ ペ 桜 井
ーコンビニ強盗 春風亭 百 栄
ー笠碁 橘 家 文左衛門
----お仲入り---
ー奇術 ダーク 広 和
ー蝦蟇の油 春風亭 一 之 輔
ー漫才 ホ ー ム ラ ン
特別企画公演『白鳥ネタ出し二本立て♪』
ー牡丹の怪 三遊亭 白 鳥
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