今日、友達との約束に向けて自宅にて出発準備をしていたところ、チャイムが鳴りました。
なんでもモルモン教の勧誘ということ。
正直な話し、SNS上では悪い噂を色々聞くんだけど、この暑い中わざわざ訊ねてくる人を邪険にするのも悪いなと思ったので、一応お話しだけは聞いてみた。
これが僕の性格の甘さだよな。
無神論者(積極的に神を信じない派閥)ではないものの、僕自身は無宗教であり、これはそうそう変わるとは思えないんです。
ただ海外におけるキリスト教組織に関して一つだけ僕が偉いなと思うのは相互扶助のことですね。
例えば麻薬中毒者を回復させるプログラムを教会が担っていたりするんです。
日本だとそこらへんって自力救済的であまり助けてくれないんです。
まぁ、そんな話しはそこそこしてお茶を濁したりしました。
なんかね太宰治の『人間失格』で主人公が非合法組織の活動に参加するくだりを思いだしました。
実は主人公自身はその組織のプリンシプル(原理や信条)をまったく信じてないんです。
ただ非合法な活動をすること自体にわくわくしているだけでね。
宗教にかぎらず僕はあらゆる組織に所属していても心からそのプリンシプルを信じた経験がない。
仕事だったらもちろん業務はこなすし、それ以外の非営利な組織においても他人が不快にならない程度のふるまいはするけどね。
ただし…
もし…
僕という人間を心底から屈服させようとしたならば、僕は鬼になる。
あまりに強すぎて誰もかなわなくなる。
ログインしてコメントを確認・投稿する