(つぶやきの方に書いたけど分割して読みにくかったので、日記にします)
あることに気付いた。
NHK大河ドラマの主人公はごく一部の例外を除きすべての作品で武士、あるいは女性の場合は武士の妻か武家の娘である。
ごく一部の例外とは;
「黄金の日日」の呂宋助左衛門(商人)、
「春の波濤」の川上貞奴(本人は商家の出で夫の音二郎も平民)、
「琉球の風」の啓泰(渡来人の賢人の末裔)、
「いのち」の岩田未希(士族か平民かの設定はなし。だが、地主階級の先祖は豪農と思われる)。
以上、全54作中たった4本だけ。
「花の乱」の日野富子は公家の出だが足利家の妻なので一応武家。
「山河燃ゆ」の天羽賢治のモデルの伊丹明は鹿児島県士族。
なお、豊臣秀吉や近藤勇は出自は農民だが武将もしくは武士として活躍したので武士の中に入れる。
つまり、大河ドラマのほとんどが、日本の全人口の3%くらいにしか満たなかった武士の物語なのである。
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