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2015年07月12日07:34

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展示二つ

 昨日のこと。朝から図書館へ。
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 図書館ロビーでは「富士正晴 絵はがきになった16作品 原画展」が開催中。昨秋の講演会のときに絵はがきが販売されセットで購入したが、それの原画と富士の手がけた装丁本とそのもとになった絵が展示されている。なかには装丁に使われることのなかった絵もあって興味深い。そして、これは是非いってみたいのが、
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 「富士正晴記念館職員による解説付き記念館ミニツアー」。記念館職員は中尾さんのみだから15分間中尾さんの解説を聞けます。
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 記念館の展示室では、「《大波》に揺れる初期『VIKING』」展が開催中。こちらは休館になる9月末まで。
《富士正晴、島尾敏雄の出会い。『VIKING』創刊》《久坂葉子、庄野潤三が参加》《昭和25年、島尾と富士の対立、表面化》《昭和25年12月島尾敏雄、庄野潤三、前田純敬がつぎつぎ脱退》《キャプテン、富士正晴から小島輝正に交替》《開高健と『VILLON』》《久坂葉子、自死》《研究者集団の脱退》《富士正晴、第50号から誌上演説を連載》、と初期『VIKING』の大揺れを資料で展示されている。そしてこれは、この春刊行された『仮想VIKING50号記念祝賀会講演会に於ける演説』富士正晴(富士正晴資料 整理報告書第20号)の視覚化にもなっている。
 じゅうぶん展示を堪能したあとで、事務所の中尾さんと一寸お話。杉本秀太郎さんのお通夜のことなど、閉館後に京都の「スムース」の会に向われるとのことだった。講演会については、2月にでもと考えているが呼ぶのがそれなりのおとしの方になるので、寒すぎるかなあと。

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