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2015年07月10日09:29

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出典?は

 前々から気になって、見かけたら買おうと思っていた文庫。天三のT書店、岩波文庫が大量に入荷したのか、平台にずらりと並んだ中にありました。
フォト

 『大隈言道歌集 草径集』(1991年10月9日第二刷岩波文庫)。校訂者正宗敦夫は解題で、≪佐々木信綱博士が明治三十一年の夏の夜、神田の古本屋で見附けて其の斬新なる歌風に驚歎せられ、同三十二年一月の続日本歌学全書第八編近世名家集下巻中に編入せられて出版せられ、其の解題に「姓は清原、筑紫の人なり。文久年中難波に出て、門弟を導きたり。歌のさまいと新しく、世の常ならず。されど其伝の詳ならぬは、いと口をしき限りなりかし」と云われて、世に拾ひあげられてから著名になつたのである。≫と書いている。
 さて、何を読んで気になりだしたのか、手帳には「大隈言道歌集 岩波文庫、改造文庫、古典文庫」とだけ記され出典?がないのがうらみでありますが、こうしたことはままあるのでして、読んでみたら思い出すかもしれませんし、おもしろければそれでいいと思うことにしております。

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