mixiユーザー(id:9724239)

2015年07月08日23:31

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【Biblios】 スティーブ・フィン 【ビブリオス】

ゲームの進行が2段階に分かれているという意味では、傑作カードゲームであるフォーセールによく似ているのですが、こちらの方がルールがやや込み入っている分、戦略性は高いです。但しゲームの展開はそのテーマ(中世の写本師)と同じく割と地味目ではありますね。カードの構成は分野カードが45枚(価値2,3,4からなる修道士、顔料と、価値1,2からなる聖書、手稿、禁書が夫々9枚)と金カードが33枚(価値1,2,3が夫々11枚)と教会カードが9枚の計87枚、それに写字室ボードが1枚と各分野の価値を示す5個のダイスが付属しています。ゲームは先ず寄進フェイズと呼ばれるドラフトにより手札と競り札に分配されます。次に競りフェイズと呼ばれる通り、競り札を1枚づつ捲って競りを行い、最終的にセットコレクションされた各分野毎に価値を比べ合って、ダイスで示された得点を得る事になるのです。教会カードが現れる度に行われるダイスの価値操作も良く出来ていて、適正人数が3人のカードゲームとしては間違いなく傑作だと思いますね。

カード枚数、87枚
プレイ人数、2〜4人
プレイ時間、30分
対象年齢、10歳以上
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