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2015年07月03日19:12

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三之助、龍玉のそれぞれの師匠譲りなところ

PCのDVDが復帰したということで「黄金の日々」のDVDを観ている。
いまから38年前の当時市川染五郎だった今の松本幸四郎主演の大河ドラマである。
小学校当時見ていたころも面白かったが、今見ても十分面白すぎるし深い。
根津甚八演じる石川五右衛門、李麗仙のおせんの使い方がうまいです。
いまのドラマにも見習って欲しいものだな。
それにつけても主役の助三、商人のくせに欲がなさすぎる。

さて火曜は仕事帰りにひさびさの神保町のらくごカフェへ。
4月に一度行く予定で予約までしたものの、同じ日に神保町から目と鼻の先にある玉ねぎ型の屋根の某会場であのw49年ぶりのライヴがあるということですげなくキャンセルあせあせ(飛び散る汗)
とても申し訳なくキャンセルの電話時でのいいわけは
「申し訳ございません。突如外すことのできない研究会が入りまして・・・・」
どんな研究なのだか・・・・あせあせ(飛び散る汗)

さてらくごカフェのある神田古書センターの2階には欧風カレーのボンディがあるのだが、
お昼時などは混んで列までできていて戦意喪失することもあったが、落語がハネた頃合いだとラストオーダー寸前ではあるものの空いており、満足させてくれる。
この日もしっかりがっちりいただきましたレストラン

らくごカフェに火曜会OB会 @ らくごカフェ

らくごカフェの名物、本来実力ある二つ目さん2人による二人会の火曜会、真打になって卒業された噺家さんのみ最終週の火曜に開かれるOB会です。
この日はご贔屓の柳家三之助師匠と、五街道雲助一門の三番弟子蜃気楼龍玉師匠という顔付けです。
全部で4席ながらどれも聞き応えのある高座でした。

龍玉さんは「夏泥」と「ぞろぞろ」
季節柄、雲助師匠譲りの怪談でもあるかな・・・・とも思ったのですが、
軽妙な噺2席。
でもなかなか聴かせるものがあります。
まだ42歳ながらも腰の据わった噺っぷりで好きです。
雲助師匠の3人のお弟子さんのなかでは一番口跡が雲助師匠に似ているかな?

三之助さんはお得意の「棒鱈」と、先月日暮里でネタおろしした「死神」
「棒鱈」の酔っ払いっぷりと田舎侍の田舎っぷりが何度見ても滑稽であり安心感もあります。
「死神」はひと月でなじんできて板についた印象もありました。
下げは先月とちがい、小三治師匠のヴァージョン(せっかく移し替えた命の炎を移した瞬間くしゃみで消してしまうもの)に変わっていましたがやはりこっちのほうが受けますもんね。

ちなみに三之助師匠のまくらは、根室の地酒「北の勝」についてで、
別に大吟醸じゃなくてもいい、ふつうのがいいの・・・
とこだわりを延々とのべておりました。
そんなまくらでこだわりをひょうひょうとのべるところ、師匠の小三治に似ていて好きですなぁ・・・

なぜか今日は二人の師匠の高座の動画です。




ー棒鱈     柳 家 三之助
ー夏泥     蜃気楼 龍 玉
---仲入り---
ーぞろぞろ   蜃気楼 龍 玉
ー死神     柳 家 三之助


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