一応、日本では、北海道以外には、「梅雨がある」
ということにしてあるが、
本来は、停滞前線由来の雲による
「しとしと、ピッちゃん、しとピッちゃん、しとおピッちゃん」
みたいな、雨が続いて、
ジメジメしている夏の前の気候
を言っていた。
湿度が高くなるから、体調崩しやすいし、食べ物も傷みやすい。
そういう意味で、体調管理などには気を使うべき季節だが、
九州や和歌山などでは特に土砂災害が頻発しやすい時期でもある。
それに対して、関東以北では、ちっと趣が異なる。
だいだい、梅雨でなくても 「雨」 は時々降るのが日本の気候。
これは北海道であっても同じような変化がある。
違いを言うなら、西に広がる海の広さや、海水温に由来する、雲の形成のされ方であろう。
日本海で雲が作られやすいから、日本では雨が多いし、
これは、日本海を流れる海流が暖流である点も大きい。
とか、抽象的なことをごちゃごちゃ言ってみても仕方ないので、
今日の天気図を持ってくると、
いくらなんでも、東北には「前線」はかかっているようには見えないよね。
これは雲の写真でも同様のことが言えるのだが、
気象庁のお仕事だから仕方ないとは言え、これで梅雨入り、とかいうのかな?
年によって状況は大分違うのだけど、前線が割と南北に大きく動くときなら、
前線が掛かって雨が降ったから、「梅雨入り」 というところなんだけど、
現状は前線とは少し離れた低気圧の雨
なんだけど、これで良いのか?
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■東北南部 梅雨入り 48年ぶりの遅さ
(日本気象協会 - 06月26日 11:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=3486163
仙台管区気象台は、26日午前11時に「東北南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年(6月12日ごろ)より14日遅く、
昨年(6月5日ごろ)より21日遅い梅雨入りです。
東北南部は、低気圧や湿った気流の影響で曇っている所が多くなっており、夜には雨が降る見込みです。
向こう一週間も、前線や寒気の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けは、平均に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
●48年ぶりの遅い梅雨入り
1967年と並び、1951年以降で最も遅い梅雨入りです。
※1967年の梅雨
雨が激しく降ったり、晴れたりを繰り返す、陽性の梅雨でした。全国的に梅雨入りは10日遅れ、梅雨明けは平年並みでした。台風7号と梅雨前線により「昭和42年7月豪雨」があった年です。
1967年の東北地方南部の梅雨の期間は19日で、2011年に次ぐ短さですが、降水量は平年の92%でした。
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