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2015年06月23日01:55

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今日の「花燃ゆ」

録画試聴で、今日見ました。

今日は高杉が野山獄につながれましたが、昔の「花神」でのこのシーンでの「獄中、高杉はおびただしい量の読書をした。その点、高杉は吉田松陰の弟子だったといえる」というナレーションを今でも覚えていますが、このドラマではそういうことは描かれませんでした。

久坂「今か?」
稔麿「はい、今です、久坂さん」
ここで稔麿が「今でしょ!」と言えばうけたのに…(笑)

古高俊太郎と言えば、これまでのドラマでは新撰組にひどい拷問を受けるシーンしか登場しなかったけれど、このドラマではそれ以前の古高が出て来て活躍しているので興味深かったですね。

池田屋事件というと、これまでは「長州の不逞浪士が京に火を放ち、天子様を長州にお移しする」という計画を練っていたところを新選組に踏みこまれたというのが定番でした。
でも、ここではその目的が全然違いました。
彼らが集結している目的は「中川宮暗殺」と、これまでと全然違う感じです。
そして上記の「京の町に火を云々」は、新選組が故意に流したでっちあげということになっていました。

また、これまでのドラマでは新選組が初めから池田屋という情報を得ていて、まっすぐに池田屋に急行したように描かれていました。
ただ、最近の研究では、新選組は池田屋だという情報は得ておらず、四条から三条までの旅館を片っ端からしらみつぶしに調べ池田屋にぶつかったということらしいです、

それにしても沖田総司、これまでのドラマではたいていかわいらしいのほほんとしたと人が演じるのが普通でしたけれどが、今回の沖田は仇をつけよう意気込んでいます、

ここで死んだ吉田稔麿は、この池田屋近くで死ぬシーンはよく従来も放送されましたけれど、もっと以前から活躍していたころの稔麿からずっと池田屋まで描いたドラマは初めてのような気がします。
松下村塾で活躍していた稔麿の姿を見て、「この人は池田屋で死ぬんだよな」と思って見ていましたが、ネタばれになるといけないのであえてここには書きませんでした。

その池田屋事件なんですけれど、なんだか町中が静かですねえ。
この日は祇園祭りの宵々山の日だったので、夜は町中がコンチキチンコンチキチンと大騒ぎだったはずなんですけれど。
わずかに提灯だけで、祇園祭りの日だってことを示しているだけでしたね。
それにお約束の沖田総司の喀血シーンはありませんでしたね。

文が描く将来の夢、そこに久坂はいるのかという問いに久坂は「おる、おる」と。
嗚呼、しかし歴史を知っている身にはネタばれ状態でその言葉を切なく聞かなければならないのですよね。
ま、そうでなくても、今回のこのやり取りは十分に死亡フラグですけれど。

運命の回が来週。
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