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2015年06月18日20:23

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大映の初代社長・菊池寛先生と、私の本のこと。


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        ↑ 菊池寛先生                 ↑本日発売です

  昭和18年に永田雅一から強く乞われて昭和22年まで大映社長の座に就いていた菊池寛先
  生が、常々言っていたセリフは「面白くない真実より面白い嘘を」でした。永田雅一社長もこの
  考え方を踏襲し、映画製作に生かすようにと常々言っていたことが私たちの脳裏に強く残って
  います。

  この「面白い」という言葉は含蓄のある言葉で、単に笑わせるではなく、泣くことも入るし感動・
  感激・感銘も、そして劇としての総合的な纏まりなども含む考え方です。更に菊池社長はどん
  な作品の脚本にも目を通されて意見を述べ助言を与えていました。

  私は今でも新しい映画を出来るだけ見て、率直な感想をブログで述べるようにしていますが、
  感想は百人百様と言っても私のそれは、どうしても「面白くない真実より面白い嘘を」がべース
  になっています。

  さて、私の初めての本「スタアのいた季節/わが青春の大映回顧録」が、予定通り本日18日
  発売されました。(九州は20日発売)私が書いた文章ではありませんが、表紙の帯に「間近で
  見た、聞いた笑と涙の大映スターたちの素顔〜大映の宣伝マンだった著者の秘蔵写真も大
  公開!」 がいつの間にか付け加えられていて、あれっと思ったのですが、出版元では多く売
  りたい思いでしょうから、私も笑って同調しています。改めて宜しくお願いいたします。


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