【国名】伊豫国
【藩名】小松藩
【城名】小松陣屋
【藩史】
寛永13年松山藩24万石の蒲生忠知は継嗣なく没したために改易され、一柳直頼が伊豫国周布郡新屋敷村に陣屋を構え、ここに小松藩が立藩しました。
余談ですが、松山藩は23万石から15万石に減っています。
小松藩は東隣の西条藩領を挟み、新居郡内に飛び地 四ヶ村を持っていました。
新居郡(新居浜市)の所領は「上嶋山村」「半田村」「大生院村」「萩生村」の四ヶ村からなっていました。
小松藩領内の大生院村(現・新居浜市)には市之川鉱山があり、輝安鉱が特産品でした。
江戸時代初期の1636年から廃藩置県まで、外様大名の一柳氏が9代約230年にわたって治めました。
幕末の戊辰戦争において、小松藩は新政府軍に加わり、出兵しました。
廃藩置県によって小松藩は廃止され 「小松県」となりました。
「小松県」はのちに廃され、松山県・石鉄県を経て愛媛県に編入されました。
明治17年 最後の藩主 一柳紹念が華族令に伴い子爵に叙せられました。
かつて「藩」「県」だったのですが、今では西条市に合併吸収されました。
合併吸収までは小松町として独立した自治体でしたが、西条市に吸収されても小松町の地名は残りましたが、あくまで住所の町名としてで、自治体としての権限は消滅してありません。
JR予讃線・小松駅を下りて、南へ真っ直ぐ約400m、5分でここまで歩けます。
新屋敷・旧藩集会所
小松陣屋跡
小松藩 藩校 「養正館」
伊豫聖人「近藤篤山」
今までのお城巡りの目次です。
お時間があるときに見てやって下さいませ。
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