コンビニでの立ち読みはコンテンツの窃盗

コンビニに入ると週刊誌などのコーナーで立ち読みしているヒトをよく見かける。あれは非常に「みっともない」と思うのだ。それ以前にコンテンツの窃盗じゃないかとすら思う。

本という体裁にまとめられているが、価値の主体は作品＝コンテンツにあるのだ。だから装丁がいくら立派でも中身がつまらなければ誰も買いはしない。ボクが金を払うのは作品に対してなのだ。

山脈を成すような小説と違って週刊誌の中身はマンガが多い。気楽な時間つぶしのネタとしてはなかなか良いものだとは思う。一つ一つのタイトルはほんの数分で読み終わるようなものが多いから「立ち読み向き」とも言えよう。

でもボクは問いたい。
キミはその週刊誌を買うかい？と。

立ち読みしてしまえば最早その本には用が無いと言わんばかりに店を出て行ってしまうに違い無い。コンビニ経営者の泣きたい想いを知ってか知らずか、売り物であるコンテンツを金を払わずに悪びれもせず立ち読みして盗み取ってしまう無神経さにボクは怒りを覚える。

これってビシッと決めたスーツのチャックを上げ忘れておまけに横チンしているのが見えてしまうに等しい姿と思わないかい、キミたち？
だからそーゆーみっともない立ち読みは止めよう。