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2015年06月04日20:09

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庵野秀明、小野田維@熊本現美

熊本にレトロラーメンを喰いに行く。
本当は、熊本に佐賀ラーメンを喰いに行く、
というのが第一目的だったのだが、
バス路線が発見できず、交通センターで断念。

てくてくと30度近い熊本市内を移動。
レトロは、汚くこじんまりと、
そしてまあまあ美味い。
しかし、暑いなあ。

日陰を通って、てくてく。
現代美術館に向かって、てくてく。
あちゃ、道を間違ったぞ。
こっちに戻って、あっちに曲がって、てくてく。


抹茶ソフトの看板が・・

日本の夏は、抹茶ソフト。
お茶屋さんに突入。
「抹茶ソフトと、深蒸し茶のホット、お願いします」
う〜ん、ゴクラクゴクラク。
よし、もう少し歩くか。

庵野秀明の特撮博物館は、あまり気が乗らなかったのだが、
まあ、行ってみて、何となく理由はわかった。
僕は、メカフェチでも、怪獣フェチでもないのだ。
宇宙船が並んでいても、何の感慨も無い。

とはいえ短篇映画「巨神兵東京に現わる」を見てしまうと
この展覧会への意見が一変に変わってしまう。
CGを使わずに、ミニチュア模型(日本の特撮現場)だけで
なんもかんも、やってしまおうという、この情熱。
すばらしすぎて、感嘆するばかり。

さらに、そのメイキングフィルムも上映されていて、
いろんな工夫や苦心惨憺が記録されているのだが、
その苦心のあとのセリフがつねに、
「すげえ」「これ、すげえ」ばかりで、
苦心の結果にみんな大笑いし、すげえ楽しそうなのである。
いいなあ。
これ、すごくいいよ。
28日まで。

個人コレクション展の部屋で、
小野田維の作品を見る。
テンペラの縦長の都市の図。
丸く、卵形にまとまっていて、
回りは金箔で荘厳され、なんか桃山チック。
よく見ると、都市は船の上に乗っており、
たぶんモン・サン・ミシェルなのだろう。
少しきらびやかで、すごく静かな宗教画。
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