昨日の午後１１：３０〜。
５/１０（日）に行った、
イベント【時を越えた語らい：第一回】
のお疲れ様会と。
世界一周ネイリスト：かなこちゃんの、
次なる冒険、
”南米縦断１人旅”
の壮行会を行いました。
メンバーは僕を含めて４人。
日記に書いていたら、
なんだか改めて、
その３人の友人への想い
……その友人達から僕が日々頂いている刺激や学び、感謝があって。
３名の紹介文のようになってしまいました。
いつものごとく長い日記ですが、
良ければ読んで下さいませ。
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まず【時を越えた語らい】の講演者である大平さん。
御歳８５歳。
スマホやウェアラブル端末などを使いこなし、
温かく、気さくな……それでいて、まっすぐな強さを持った方。
半世紀以上も年の離れた僕らを、
「僕の友達」と言って下さいます。
僕にとっても、
『人間とは、かくも力強いものか』
と、接する度に想い、パワーを頂ける、
そして、まっすぐな生きる姿勢に、ハッとさせられる。
そんな、大切な友達です。
【時を越えた語らい】では、
大平さんが学徒動員で体験された、
７０年前の戦争の話を語って下さいました。
本当は思い出すのも辛い話を、
僕らと、そして未来へ繋げるために、語って下さったのです。
・戦前の暮らし……今とは違った心の豊かさを持った、日本の暮らし
・戦時中の教育
⇒軍隊式の教育・思想。
また、それとは別に、天皇が出した教育勅語（きょういくちょくご）。
これは、”友達を大事にする。”、”親孝行する”といった、
いわば当たり前のこととも言える、でも人生で大事なことを言った教えです。
・大平さんの戦争体験
⇒同級生を、突然の機雷の爆発で亡くした鉄工丸事件。（googleで検索すれば出てきます）
そして、友人が乗り込んでいく特攻兵器を作っていた、
広島の呉海軍工廠での日々。
敵機からの機銃掃射に合い、生と死の狭間で生きる毎日。目の前で無残な死を遂げる人々。
そして、発てば還れない出撃に赴いていく友人達の乗る船を作り、見送る日々。
『戦争は、個人が悲惨な想いをする。』
……殺す方も、殺される方も、同じ普通の人間である。
・東京大空襲や、広島・長崎の原爆の被害
・日本が戦争に至った経緯
⇒世界情勢。当時の日本の政治的な問題点。経済の問題。
本当は日本は戦争を避けたかった。
それでも、国際的な孤立を深め、最終的には戦争に至ってしまった。
その成り行きとは。
・戦時中の日本と、現代の日本が共に抱えている問題
⇒”活かされない情報”。
広島の原爆投下も、長崎の原爆投下も、
日本軍の大本営（軍の総司令部）は知っていた。
だが、広島や長崎にはその情報を伝えず、結果的には空襲警報も出されないまま、
原爆投下に至った。
先の、３．１１ではどうだろうか。
原発事故がおきた時、SPEEDI(スピーディ)という、
汚染物質の飛散状況を伝えるシステムの情報を日本政府は持っていたが、
アメリカ政府には報告しても、日本国民には公表しなかった。
そのため、当時は汚染が最もひどかった飯館村に、
避難民が避難していくという状況が生まれた。
……まさに、同じような過ちを繰り返しているのではないだろうか。
・大平さんの戦後の取り組み
⇒東北電力で数々の現場管理・危機管理などに取り組み、
『決して血を見ない』
という、悲惨な死を見てきた大平さんの固い決意で行ってきた仕事の数々。
結果として、大平さんは退職するまで、管理する現場で血を見ることはなく、職を全うした。
その、仕事の流儀とは。
……これは、僕らが今後、いかに生きていくか……
集団的自衛権や積極的平和主義の動き、秘密保持法、原発問題、環境問題、TPP、
山積する問題をどう考えていくのか、
もしくは、目の前の人生についてどう生きていくのか、
どのようにアクションしていけばいいのか、
それを考えるきっかけになる話でもあると思います。
……と、【時を越えた語らい】は多岐にわたる話で、
時間の都合上、全てをお伝えすることはできませんでしたが、
大平さんは精一杯、僕らに伝えて下さいました。
また、第２回、３回と続けて企画していくので、
興味ある方はぜひぜひご参加下さい。
コメントやメッセージなども大歓迎です。
「こんなことを聴いてみたい」
といった要望も、ぜひ聴きたいです。
と、大平さんの紹介から、
【時を越えた語らい】の内容まで飛んでしまいましたが＾＾；
これを準備するにあたっても、
僕らは本当に、大平さんから沢山のことを学びました。
年号を暗記するのではない、活きた歴史を知ること。
戦争や高度経済背長……様々なことを、その目で見て、肌で感じたからこその視点。
本当に、先人から学ぶとはこのことだと思いました。
僕が大平さんに、
『戦争の話を聴かせて頂けませんか。』
と話ししてから、
５か月間にも渡る間。
本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。
そして今後とも、宜しくお願い致します。
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２人目は、
同じく【時を越えた語らい】でファシリテーターを務め、
大平さんと共に最後までプレゼン内容を煮詰めてくれた、
すんだま氏こと東梅ちゃん。
僕とは大学の同期で同い年。
僕も大平さんも所属している、
NPO法人STELA（ステラ）の設立者で、
STELAのプロジェクトを実質的に進めているのが彼です。
どんなことをしているのかと言うと、
『再生可能エネルギーの普及活動』
と、その先駆けとして、
『石巻に、民間出資型の風車を作ろう！！』
というプロジェクトに取り組んでいます。
現在の日本では、
発電所というのは、お金を持った大企業が作っています。
ですが、
自然エネルギー先進国のデンマークなどでは、
民間出資……その土地の人たちがお金を出し合って、
その電気で得た利益を分配し合うという仕組みが主流となっています。
例えば、農場のある丘のてっぺんに風車があって、
それは、その土地で農家を営む方達が、お金を出し合って建てたものなのです。
その電気を売ったお金も、皆で分配します。
風車は大きな音がしますが、騒音問題などは起きません。
『あの音は、僕らに利益をもたらしてくれるものだ』
と、皆が分かっているからです。
そういった仕組みを、日本に持ってきたい。
それが、東梅ちゃんのしたいことです。
それも、ただ単に、
一台の風車を石巻に建てて終わり、ではありません。
NPO法人STELAは若い団体です。
平均年齢は、確か以前に聴いた時は２７歳くらいでした。
年齢も職業もバラバラ。
僕なんかは、社会復帰に向けたリハビリ中。いわば無職です。
強いていえば、完全アマ志向のシンガーソングライターもやっていますが。
そんな僕らが、
民間出資の発電プロジェクトを成功させたら。
『あれ、うちでもできるんじゃねえの？』
っていう人、団体が全国に広まってくれたら、
と思うのです。
STELAは、このプロジェクトで得たノウハウを、
皆さんに喜んでシェアします。
自然エネルギーは、単体では不安定なエネルギーです。
風も、時間帯によって強弱がありますし、
太陽光だって、日中だけですし、
バイオマスとか温泉熱とか色々ありますけれども。
でも、沢山の電源ができたら。
それらが互いに連結して、足りない電力を補いあったら。
安定した電力源になります。
そうして、地域ごとに安定した電力源……マイクログリッドというのですが、
そうしたものを作っていけば、
災害などが起きた時にも、より強い電力源になります。
例えば、１つの町の電源がダメになっても、
隣町から電力を供給してもらえれば、大丈夫なようになるわけです。
町が市となり県となれば、
大災害が起きても、電力の供給がスムーズになります。
災害でなくても、
町で電気を作って、
その自然から頂いた、ある分だけの電気をありがたく使う生活って、
なんだか素敵だと僕は思います。
うちの電気が足りなくなった時は、
隣のうちの電気を融通して頂いたりして。
そうすると、感謝も生まれるし……
持ちつ持たれつ、顔の見える助け合いの社会になる気がするのです。
それが市となり県となり、
国と国が助け合えるようになったら素敵ですよね。
……と、これまた長くなりましたが、
そんな夢に向かって全力で突っ走っているのが、東梅ちゃん。
数年前までは風力発電のエンジニアだったのだけど、
震災を機に、独立して、自分で風車を建てようと考えて、
今に至ります。
そんな彼の夢でもある、NPO法人STELAの説明会が、
５/２４(日)にあります。
STELAに入りたい人、話しを聴いてみたい人、
絶賛大募集中ですので、どうぞご連絡下さいな。
ちなみに、
STELAに入る……って言っても、
そんな大仰なことを求められるわけじゃありません。
”STELAって何をしてる団体か説明できる”
これだけです。
でも、エネルギーの未来に向けて話ができるって、
大事なことで、素敵なことだと思う。
その一歩って大きいと思います。
後は、入会金１０００円。
（無料にすると、無制限に人が入れて、乗っ取りとか簡単にできちゃうから、
入会金を設けております。）
僕らの仲間、興味のある人、募集中です(^^)b
https://www.facebook.com/events/623423724456675/
上に、フェイスブックのイベントページを載せましたけど、
フェイスブックやってない方も、
僕に連絡下されば、繋ぎますので遠慮なく言って下さい。
僕も今のところ、宣伝以外に何か役に立ってるわけじゃないけど、
音楽とのコラボとか、今後、何か楽しいことがやれたら良いなと思っております。
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そうして、３人目。
東梅ちゃんの彼女で、
NPO法人STELAの現・理事長で、
途中でお金が尽きることが前提の、
（旅を続ける・還るための路銀は、路上で絵を描いて稼ぐ）
”世界一周１人旅”に１年７カ月ほど行っていた、
ネイリストのかなこちゃん。
『人身売買を撲滅したい』
大きな夢を持つ彼女。
違う文化。違う土地。違う常識。
そんな世界に生きてる人々の暮らしを知りたい。
ストリートチルドレンなど、
本当にお金のない人たちと、同じ土俵に立って考えたい。
人生で本当に大切なもの。
お金だけではないものは何かを、見つけたい。
『世界中で
たっくさんの出逢いと
マジギレと感動と
たっくさんの風景と、恐怖と
野宿に 音楽に揺られて
たくさん泣いて
絶望と、優しさと、愛に出逢った
１年と７ヶ月。
お金がない、知ってる人もいない。
あなたなら、その状況をどうしますか？
何を、感じますか？
私はその先にあるものを見つけたかった。
それ以上の「何か」がこの世界にはあると確信してた。
ずっとずっと、小さなころから。
それを追い求めた旅』
その旅を振り返ったトークライブを、
去年行いました。（僕も音響スタッフとして聴かせて頂きました）
旅の日記も色々とアップされてるので、
ブログと、
http://kanadoko.jugem.jp/?eid=94
フェイスブックのイベントページをアップしておきます。
https://www.facebook.com/events/380200465460867/
そんな、かなこちゃん。
その旅で唯一行っていない、南米に、今回行くことになりました。
南米縦断の旅です。
今回は、ちゃんとお金は持って行くようです。（ひと安心＾＾）
約、半年の予定となっております。
帰ってきたら、
またトークライブをしてくれるようで、
僕としても是非、聴きたいです。
無事な旅路をお祈りしております。
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ここまで色々と紹介したので、
一応、僕のことも書きます。
僕は、元システムエンジニア。
現在はうつ病からのリハビリ中。
就労移行という、障がい者が使える福祉サービスを利用して、
自分のペースで、色々な訓練や仕事をしながら、
一歩ずつ、社会復帰を目指しているところです。
趣味は音楽。
中学を卒業する頃からエレキギターを弾き始め、
コピーやオリジナル曲を作ったり、
バンドをしていました。
今は、バンドはやっていませんが、（またやるかもしれません）
何かの機会に、弾き語りをやったりしております。
１年前くらいでしょうか。
うつ病からの療養で、だいぶ体調も良くなってきた頃に。
東梅ちゃんが、NPO法人STELAの説明会をやる。
大学の頃から語っていた、
夢の実現へ向けて頑張っている話を聴ける。
そんな話を耳にして。
嬉しくて。
「ぜひ、俺も聴きたい！！」
といって説明会に参加して、
それを機にSTELAに参加しました。
それを機に、東梅ちゃんと旧交を温めていると、
東梅ちゃんが参加している、色々な団体に僕は興味を抱きました。
まず、
エネルギーシフトの未来を考える会：エネシフみやぎ。
環境に優しい建築を行っている方や、
まさしくエネルギー関連の仕事をなさっている方、
仕事ではないけれど、色々と関心がある方が集まり、
情報交換、意見交換、ざっくばらんに話し合う場です。
講師を招いて、講演会のようなことをやることもあります。
僕は、去年のエネシフみやぎの総会で聴いた話
……脱地球温暖化と脱原発で活動してらっしゃる、
東北大学 明日香 壽川教授のお話が印象に強く印象に残っています。
その時の日記です。
【エネシフみやぎの皆さん】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931999499&owner_id=3993036
【どうして、原発が必要なんだろう？】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931992231&owner_id=3993036
それから、
震災を機に生まれた、互いに教え合うフリースクール：羅須地人会。
「教師と生徒の立場を固定しない、互いに教えあう、”共育”を理念とする」
「誰にでも教える。学年も卒業もない。」
「受講者は、好きなことだけを学ぶ。」
といったテーマがありまして、
毎回違う方が講師になり、毎回違うテーマの講座を開きます。
（会員の方を中心に、先生になったり生徒になったりしているようです）
講師の方は色々です。
大学で教鞭をとっておられる方もいらっしゃれば、
社会でバリバリ活動されてる方もいらっしゃいます。
【興味の向くままに�◆�羅須地人協会講座】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931828201&owner_id=3993036
僕はその羅須地人会で、大平さんと出逢いました。
（東梅ちゃんが、共通の友人ということで）
それから、チャリティーサンタ！！
去年のクリスマスイブは、
サンタさんになって子供にプレゼントを渡しに行きました！
NPO法人にもなって、全国に支部が沢山あるこの活動。
ご家庭からは、チャリティー募金を頂いて、
それを、世界の子供たちのために使います。
詳しくは、以下の日記の中に書いてます。
他のこととまとめて書いてあるので、
読みづらいですけど＾＾；
興味ある方はぜひご覧になって下さいませ。
【最近のあれこれ】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1933120444&owner_id=3993036
また、最近は、
畑仕事……というか、自然と触れ合うことに興味があって、
「あぐり寺 地蔵庵」というところで、
畑仕事のボランティアをやったり、
おしゃべりしたり、
弾き語りしたりしています。
５/１７（日）も行く予定なのですが、
載せて頂く車の人数に余裕がありますので、
気になる方はコメントかメッセでも下さいませ。＾＾
どんな場所かは、以下の日記を御覧下さい。
【ゆる募：５月５日・６日：一緒に自然の中で汗を流さない？】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941711867&owner_id=3993036
また、次の日記にも書く予定ですが、
リバ邸仙台というシェアハウスにも出入りしていて、
そこで弾き語りをしたりしております。
凄く長くなりましたが、
要は、社会復帰のリハビリをしながら、
色々と興味のあることもして、生きている者です。
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……と、そんな４名で、昼食会を開きました。
場所は、東梅ちゃんが今、働いている、
創作ダイニングStart。
最初に書きました通り、
【時を越えた語らい：第一回】のお疲れ様会と。
かなこちゃんの”南米縦断１人旅”の壮行会です。
美味しい料理！！
品数が豊富で、バランスも良い！！
かなこちゃんの壮行会ということで、サービスして頂きました！
デザートにも、旅の幸運を願うメッセージが！粋ですね！
内装も素敵です！
まずは、【時を越えた語らい】の感謝です。
去年から５カ月ほどもかかっての開催。
本当に沢山のことを学びました。
大平さんには、本当にお世話になりっぱなしでしたし、
戦後７０年で解禁された書物や資料もどんどん取り入れて、
それはそれは、凄い努力で今回のお話し会ができたと感じています。
東梅ちゃんも、
忙しい中で大平さんのプレゼンテーションをより分かりやすく、
若い世代に伝わりやすいように修正したり、新たな資料を加えたり。
イベントの運営に至るまで、僕らをリードしてくれました。
かなこちゃんも、当日は受付を引き受けて下さって、
お陰でスムーズな運営ができました。
本当に感謝です。
かなこちゃんの旅については、
「アマゾンには未開の文明を持った民族が少なくとも７，８くらいあるらしい」
「もしかしたら、そうした民族との交流ができるかもしれない（人数を限定しての観光の受け入れをしているものがあるらしい）」
といった、わくわくする話も聞けました。
心配もあるけれど、
帰国してからの、トークライブが楽しみです！
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昨日の、この昼食会が終わった後は、
リバ邸仙台でのたこ焼きパーティに参加しました。
そこで、びっくりサプライズもあったりしたのですが、
その日記はまた明日以降、書こうと思います。
では皆さま、良い週末を！！
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