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2015年05月14日20:47

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【第70期本因坊戦七番勝負第1局】

■井山四冠が先勝=囲碁本因坊戦
(時事通信社 - 05月14日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3416712

井山裕太本因坊に山下敬吾九段が挑戦する第70期本因坊戦挑戦手合七番勝負【主催:毎日新聞社】の第1局が5月13日、14日に静岡県静岡市の「浮月楼」で行われた。
結果は164手まで白番の井山が中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。
終局は18時53分、持時間8時間のうち残り時間は黒番の山下が33分、白番の井山が2分だった。
第2局は5月25日(月)、26日(火)に沖縄県那覇市「識名園」で行われる。

● 今期の見所など ○
http://mainichi.jp/feature/igo/etc/schedule.html
http://mainichi.jp/feature/news/20150515k0000m040056000c.html

先ずは、井山棋聖から。
ここ迄の七大タイトル獲得数の内訳は、棋聖3期、名人4期、本因坊3期、十段2期、天元3期、王座2期、碁聖3期の合計20期。
年明けに行われた棋聖戦では苦戦しつつも何とか防衛に成功し、番碁の連敗を2で止めて、七大タイトル獲得総数を20期に乗せた。
十段戦の登場は無く、少々休息の時間を捻出して迎えた今期の防衛戦となった。
七冠が事実上困難な情勢で大三冠の堅持と名誉称号の獲得が次なる目標となっている井山本因坊は、現時点で最も名誉称号の獲得に近い棋戦が本棋戦となっている。
従って、本因坊戦はモチベーションの観点からも失冠できない重要な防衛戦である。
調子を落としていた感があった井山本因坊は棋聖戦で底を打った感が出ているが、それを確実なものとしたいところだ。
今期は4期連続通算4期目の本因坊位を目指す。

続いて、山下九段。
ここ迄の七大タイトル獲得の内訳は、棋聖5期、名人2期、本因坊2期、天元2期、王座2期、碁聖1期の合計14期。
十段位の獲得でグランドスラムの達成が待たれるところであるが、今期での達成は逃した。
相性の良い棋聖戦では惜敗となって、無冠の返上も逃した。
少し気分が凹む話が有る中で、本因坊戦リーグでは気分を切り替えて見事に優勝を果たした。
昨年に挑戦権を獲得した伊田十段らとの厳しい戦いを制したので、調子は悪くないと見たい。
棋戦を変えて再び井山本因坊との番碁に臨む。
何とか直前の棋聖戦のリベンジを果して無冠の返上を成し遂げたい。
高尾天元がタイトルホルダーへ復位しているので、続きたいところだ。
今期は4期ぶり通算3期目の本因坊位を目指すと共に七大タイトル獲得総数も区切りの通算15期目が懸かっている。

棋聖戦に続いての井山⇔山下戦となった今期の初戦は、井山本因坊が取ってシリーズのスタートとなった!

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