最近の傷治療事情

母の足指の怪我（擦過傷）で形成外科にかかり
毎日のお手当について指導されたことの中で
意外だったのが、
　　傷口を消毒するのはもってのほか
　　傷口を乾燥させるのはもってのほか
というものでした。

昔から
　　擦り傷は洗ってから消毒し、
　　水気をとって塗り薬をガーゼにつけて
　　傷口にあてて包帯グルグル。。。
と信じて疑わなかったのですが、
病院から帰って調べてみたら、

『水洗いとラップで十分です。』
とおっしゃるお医者様がいました。

http://kyoto-min-iren-c-hp.jp/koho/2005-07/4.html

ラップて。。。

さすがに、母の深い傷口を見て
水洗い＋ラップのコースを試す度胸はありません。
毎日、母の顔色を見ながら
オソルオソルぬるま湯で洗って
処方された塗り薬をコットンにしみこませ
傷口にあてがい包帯グルグル。
消毒液を噴霧しないだけあって
どの時点でも苦痛の表情を浮かべないのが救いです。

水洗い＋ワセリン＋ラップ
は、床ずれ治療にも有効だそうで
もし床ずれが再発した時は試してみようと思います。


上のサイトの日付を見ると１０年も前ですが
不勉強な外科医は未だに消毒するそうです。
そんな時は、しみる消毒の痛みをぐっと堪えて
我が身の不運を嘆いて下さいまし。