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2015年04月25日14:11

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ミステリー目線から分析してみる。

ドローン発見に「遅せーよ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3389302


まず前提として、俺は明確に反原発の立場であるわけですが。
同時に多少の読書好きでもありまして、今回の件をミステリー目線から分析してみたいと思います。
お暇な方はお付き合いくださいませ。



まず、犯人とされる人物。
もしかしたら確かに実行したのは彼であり、その意味では「犯人」で間違いないのかも知れないとは思います。

そして、当該人物のブログとされるものにも目を通しました。
なるほど、ドローンの改造工程なんかについて書いてあるし、わざわざ福島まで砂だか土だかを採りに行ってます。
ここで、幾つかの疑問点。

まず第一「ネトウヨが言う通りの‘反原発サヨク’が、わざわざ福島まで行って被曝の種を自宅に持ち帰るか」?
反原発を訴える立場の人間は、当然の事ながら放射性物質を危険だと認識しています。
そして、わざわざ福島まで採りに行くまでもなく、関東一円も汚染されている事を知っています。
つまり、彼の行為は泥で汚れた衣服に泥を付着させるというような、全く意味が無い行為と言えるでしょう。
労多くして実りは全くありません。

第二に「ブログにある事が本当ならば、何故あれほど中途半端なのか」?
上記の通りわざわざ福島まで被曝しに行った行為を「終活の一環として」という風に表現していた「犯人」。
そしてその目的は「反原発を訴えて、投票率アップを狙って」と書いています。
だとするならば、です。
飛ばした後で二週間も発見されない、なんていう今回の体たらくは、ちょっと不自然だと言えるでしょう。
と言うのは、仮に俺が「犯人」の立場なら、当然するであろう行為-犯行声明-が行われなかったからです。
画像送信機能を搭載させた機体が官邸に着陸したのは当然分かっているはずなのに。
ブログに自白記事書いてる暇があるならマスコミ各社にメールかFAX送るし、大手SNSも利用して大々的に犯行声明するのが普通。
それもしないで放置して、「失敗したから次のドローン飛ばそう」なんてのは、余りにも無駄が多過ぎます。

そして、捜査側についての疑問点も。
まず発見時に「放射能測定器が反応し、ご丁寧に放射能マークが書いてある」にも関わらず、普通の格好の捜査員がわらわらと機体を囲んでいましたね。
普通ならば、防護服を着た捜査員が測定器持ってせいぜい数人、恐る恐る近付くと思うんですが。
まぁ、これについては逆算して考えるとある程度は納得する答えが出ますが。
というのは、所詮は「福島の土」程度なので、官邸周辺の放射線量とたいして変わらなかったんじゃないかと。
上記の通り関東一円汚染されているし、場所によっては帰宅困難区域以上の汚染度合いの場所も点在してますからね。

そして最後に。
「あれほど犯行をはっきりと自白するブログが存在し、出頭直後にネットに情報が流出するほど特定が容易なのに、出頭するまでサイバーポリスが把握できなかったのは何故か」?
これを単に「サイバーポリスが無能」なんて一言で片付けるほど、俺はお人好しじゃない。




さて、こんなのを書くとネトウヨがまた湧いて来るんだろうなぁ。
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