mixiユーザー(id:3993036)

2015年04月19日20:56

41 view

【70年前の現実】

【70年前の現実】

ショッキングなことを書きます。
残酷な話、暗い話を読みたくない方は飛ばして下さい。














------------------------------------
自分が作った、
片道分だけの燃料を積んだ船に。

友達が乗り込む。

縁もゆかりもない、知らない誰かが

……でも誰かの友達だったり、
親だったり、
子供だったりする、
そんな人たちが乗っている船に、

突っ込んでいく。

、、、

飛行機が迫って来る。

銃声が飛び交い、

さっきまで一緒だった人から血しぶきが上がる。

、、、


僕が小学生の頃、
学校の図書室で読んだのは、
日清戦争の帰還兵の手記だった。

「食糧を調達してこい」

そう命令されたら、

現地の女性が、
子供のために取っておいた、なけなしの食糧を

無理やりに奪い取る。

泣いて頼む女性に、銃を向ける。

……そんなことをしていても。

中国語で、「少年!!」と呼ぶと、

大抵の場所では、
喜んで飛んでくる少年が居るという。

彼らは目をきらきらさせ、
日本軍の手伝いをしてくれるというのだ。

そうして用が済むと、

彼らは少年を縛りつける。

なぜ解放しないのか、僕には理解できない。

季節は夏。

か細い声で、少年は助けを求める。

それでも、誰も応える者はなかった。

その声が途絶えても、

ずっと。

ずっと、そのままだった。

、、、

僕には選挙権がある。

約11年前からだ。

税金も、少ないけど払っている。

2014年5月12日。

僕らの代表である、日本政府は、

「積極的平和主義」の立場から、

「地域の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献する」として、

イスラエルと協力していく方針を示した。

7月6日、日本とイスラエルは、

企業や研究機関が「共同研究・開発」を促進する覚書を締結。

イスラエルのベネット経済大臣は、

「合意により、共同戦略、改革、また、イスラエルの企業が日本市場に参入するための素晴らしい基礎ができあがった」

とコメントした。

今後促進され得る「共同研究・開発」には、

もちろん「武器」が含まれる。

そのイスラエルは、

7月8日からガザ地区を空爆し始め、

沢山の子供や市民が犠牲になった。

僕は、生まれて初めて、

”反戦デモ”というものに参加した。

せめて、国民の1人として、声を上げたかった。

日本政府への抗議、と呼ばれる行動かもしれない。

でも、抗議という言葉は、僕はあまり好きじゃない。

怒りを伝えるだけでは、現状は変わらないと思うからだ。

現状を変えたいなら、相手を納得させねばならない。

僕は、無関係の市民……とりわけ子供を殺すことに大きな怒りと悲しみを感じていたが、

”感情的になっている”

と、ヒステリーのように扱われては困ると考えた。

では、どうすれば良いのか。

日本は民主主義だ。

多数決で物事が決まる。

だから、

『こんな現状を変えたい』

『より良い未来を考えたい』

という想いを共有できる相手を、増やすしかないと考えた。

現在の与党である、自民党の得票数は

毎回の選挙で、あまり変わっていない。

つまり、

”特定の人たちが、変わらずに支持し続けている”

ということだ。

その中には、組織票と呼ばれるモノも多いだろう。

それを切り崩すのは難しい。

だったら、選挙に行かない人たちに呼びかけたい。

2014年12月14日の選挙では、

60歳代が68.28%の投票率。
50歳代が60.07%
70歳代が59.46%
40歳代が49.98%
30歳代が42.09%
20歳代が32.58%

(公益財団法人 明るい選挙推進協会より
 http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/693/

ちょっと古いが、
2009年8月30日のデータでは、有権者数の年代別比率がある。
http://www.garbagenews.net/archives/1282044.html

少子高齢化の影響で、
やはり有権者数だけで比較しても、
高齢者と若年層には差がある。それは否めない。

けれど、結束すれば、
無視できない”世論”になるのではないかと考えている。

……とか何とか言って、

僕は誰かに、

「これが正しい」

とか

「これに従え」

とか言うのは大嫌いだ。

何事も、正解は1つじゃないと思う。

僕には僕の考え、判断があるように、

皆さんには皆さんの判断がある。

違う考えや答えも、大いに聴いてみたい。

僕も、より良いと思える答えを出したいのだから。

そんな今だから思う。

まずは、

”現状を知ること”

から始めようと。

なんだかんだ言って、

僕は戦争や紛争を知らない。

銃を向けられたこともないし。

持ったこともない。

せいぜい記憶にあるのは、

運転免許センターに初めて行って、

車のエンジンを掛けた瞬間に、

”あ、これ、死ねるし、殺せる機械だ”

……と感じた瞬間くらいだ。

僕は未だに運転が苦手で、

ペーパードライバーであり、

今後もできればしたくない。

そんな僕が、銃を向けるだの向けられるだの……想像もできない。

すっごく長くなったけれど、

だから僕は、

戦争を目で見て肌で感じた方の話が聴きたいと考えた。

日本が何をしているのか。

これから何をしようとしているのか。

世界では何が起こっているのか。

それを知る術の1つとして。


5月10日に、
僕の大切で尊敬する友人であり、
日本の70年前の戦争を学徒動員で経験した、
大平達郎(おおひらみちお)さんが講演して下さいます。

イベントページはこちらです。
https://www.facebook.com/events/1375300379465699/

打ち合わせの度、大平さんと話して感じるのは、

事故でも何でも、

「血を見る」ということの重さを、強く考えていること。

そして、

70年前に、戦争に突入した時の日本の状況と、

今の日本に、

同じような危うさがあること。

憲法改正だの、原発は続けるだの、

目まぐるしく変わる今の日本。

なんか危ないんじゃないの!?

って思っても、

何がどのように危ないのかイマイチ分からない。

……そんな方も多いのではないでしょうか。

僕は、大平さんのお話を聴くと、

”70年前”という比較対象ができることで、

少しずつ、

現代の状況……僕が何を怖いと考えているのか、

具体的なものが出てきました。

僕はこれを、
未来を考える1つのきっかけになれば良いと考えています。

単純に、”反戦のために”とか、”戦争の残酷さを伝える”とか、

そういう会ではなく、

未来を考えるきっかけになる会にしたいと思います。

ご興味ある方は、イベントページからどうぞ。
mixiの方は、僕にメッセージなりコメントなり下さいませ。

また、このイベントは、

これ1回きりではなく、

今回聴けない方にも、聴いて頂けるように

……2回、3回と続けていきたいと考えています。

戦後70年で色々な情報が解禁されたり、
日本政府もあれこれと目まぐるしく動いているので、

話したい内容は盛りだくさんです。

その分、あまり時間は取れないのですが、

講演の後に大平さんに質問したり、
意見交換ができる場にもしたいです。

僕は、もっと今の日本を知りたい。

そして大事だと思う情報を、

どんどん発信したいと思います。

同じ話を聴いても、

僕と皆さんでは、

きっと感じることや考えも違ったりすると思います。

そんなことも、イベント中でもその後でも、

聴いてみたいなって、思っています。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する