ある映画雑誌が「死んでほしい業界人ベスト10」というバカなアンケートを実施したところ、見事一位に輝いた実写版『デビルマン』の監督さんが本当に急死してしまい、関係者全員がとても後味の悪い思いをしたという出来事がありました。
なので、良識とかそこらへんのことは置くとしても、軽々しく「死ね」などと口にするものではありません。実現してしまうと、けっこう嫌な気分になってしまいます。
それを踏まえての話ですが、スパムメール業者ってなかなか死にませんよねえ。数日後に、「迷惑メール業者の怪死相次ぐ」というニュースが配信されたとしても、ちっとも心が痛まない自信があるのですけれど(個人を特定していないという事情が大きいでしょうが)、まあ、みんな元気だよなといつも感心しています。
「6890億円差し上げます」(インフレ過ぎだろ)とか、頭悪い系はむしろ笑えるのでいいのですけど、「すべての番組が見放題のBCASTカードが期間限定で半額」とかいう微妙でテクニカルなものが絡んでくると、むしろ、生理的嫌悪感は強まります。BCASTカードの仕組みはよくわかりませんが、個別のIDが振ってあるし、そんな都合のいいカードなんて存在しないだろと思いながら、引っ越し前、セットトップボックスの回収にやってきてイッツコムの人に質問してみたら、店頭展示用のカードなんかが流失してしまうことがあったりして、存在しないわけでもないようです。
まあでも、きわどいものだからインチキだったとしても、どこかへ苦情を持ちこむわけにはいきません。手を出さないに越したことはないでしょう。
ぜんぜん関係ないですけど(またかよ)、『パトレイバー』のヒロインは思いもかけなかった真野恵里菜が意外にハマっていて(設定上はアニメやコミックの後の世代の別人だそうですが)、なんか笑ってしまいます。
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