mixiユーザー(id:5813404)

2015年04月18日06:57

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「博士と彼女のセオリー」

相方に誘われて行った、今年の初映画は「博士と彼女のセオリー」だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%A8%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC

現在もご存命(とは知らなかった)のスティーヴン・ホーキング博士とその業績を支えた元妻の愛の物語。

自分は25歳のときに「ホーキング、宇宙を語る」を読んだ。
以前ベストセラーになったときに、
同じく大学をダブった数学科の友人が「恐ろしく素晴らしい本だ。」といっていたのを覚えていたのだ。

その本は兵庫県の小さな町の図書室に置かれてあった。
その本は遅れて就職した、自分の小さな休日の午後を打ち壊す、
理解できない部分が多い、とんでもなくスケールが大きくて、
ものの見方が変わり、現実がグラグラする内容が描かれていた。

恐ろしく巨大なものから、極小の単位のもの、時間、宇宙の関連を
一般の人にも何とかわかりやすく説明しようとしていた。
(それでも、難しいものだった……)

また彼が最も厳しい難病の一つであるALSを患っていて、
それを隠さずむしろ積極的に公表していたのも衝撃的だった。

その後、彼が再婚して、また別れたというニュースもゴシップ的に聞いていた。

映画はその彼と元妻の出会いと恋愛、発病、結婚、介護生活、子供ができての生活、親を含めた家族間の問題
そして夫婦間の大きな宗教観の違い……を描いている。

なんというか、複雑な家庭を覗いてしまった気になる。
もちろん、これが真実かどうかは分からないが
結果的に別れることになったとはいえ、お互いにベストを尽くした関係だったと思う。

誰が悪いとか、良いとか言える問題じゃない。
故に、子供の頃に見たら理解できない内容だったと思う。
大作ではないけれど、映画ってやっぱり凄いなあと感じさせられた。
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