先の総選挙で「今度は朝一で投票してみようか」と思ったので、今日は本当に開場前の列に並んでみた。
途中で大師線の踏切に足止めされながらも、アパートから5分ほど歩いて投票会場の東門前小学校に到着すると、他人のことを言えた義理ではないがいかにも暇を持て余してそうな年寄りが5人ぐらいがすでに並んでいた。ラジオがかけっぱなしになっていて、7時の時報と同時にいかにもまじめそうなおじさんが、
「では、これより神奈川県知事・県議会議員、川崎市議会銀選挙の投票会場を開場します」
とかなんとか言ってドアを開いた。投票所入場整理券の確認を担当のおばちゃんが妙に手間どってくれて(電子化すればいいのに)、ダッシュには遅れをとったのだけど別に頑張るところではないと思いつつでけでけ書いてばんばん投票していると、市議会議員と県議会議員の投票箱にがちゃがちゃいまさら錠をとりつけている。
おいおいなんだよと思ったけれど、県知事の投票で列の先頭になってみると、最初に票を入れる前に投票箱を開いて見せて空であることを確認させ、それから蓋をして錠をかけ投票することになっていた。なるほど、これでたしかに事前に投票箱へ票を仕込んでおくという不正は防げる。もっとも、それをやると受付数と投票数がずれるから、いずれにせよ検出できるけれども。
相変わらず選挙の意義は実感できないけれど、朝一で行ってみておもしろいものを見ることができたので、今回はまあよかった。
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