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2015年04月05日06:33

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ハングル講座の結末

 なにかのはずみでハングル講座最終回の最後数分間だけを見た。昨年度の生徒役は磯山さやかだった。語学講座の最終回は、だいたいそれまでの成果を実地に試すことになっている。ハングル講座の場合、ソウルに行って現地の人と交流することもあれば、新大久保をめぐりながら買い物をすることもある。

 磯山さやかは韓国の小学校で授業を受けていた。わからないところはあちらの先生や小学生に質問したりしながら、その授業を理解することが講座の最終試験らしかった。そこまではいい。しかし、彼女が他の小学生と同じ制服(ブレザーっぽかったと思う)を着ていたのは、わけがわからない。サイズを考慮すると、わざわざ特注して作らせたはずだが、そこは語学とはなんの関係もない。念の入ったことに、体育の授業はジャージを着て参加していた。体育はいいだろう、別に。熟れてきた感じの女性タレント(アイドルとしては熟れすぎ)に、あえて初歩的なコスプレをさせるというところに、どことなく倒錯した雰囲気が漂っている。

 ときどき、職員が破廉恥事案を生じさせているが、NHKは社内の変態をあぶりだして排除したりしないでほしい。CS局にもぐりこんで自分の企画を通すような強靭な変態はほんの一握りで、たいていの変態はひ弱で生命力が低くNHKぐらいにしか居場所がないと思う。受信料は安くないけれど、たまに変なものが流れてきて、「まあ、これの分も入っているのかな」と思ったりもするので。

 むこうの小学生は事態をよく把握できていないのか、カメラに緊張しているのか、反応が鈍かった、というか、冷淡だった。ぶっちゃけ、語学番組のディレクターというのはあまり段取りがよくなさそうで、かかる圧倒的にアウェーな状況下にあって、そこでなんとか番組を成立させようと孤軍奮闘している磯山さやかは、しかし、近年にないほど生き生きと輝いて魅力的にみえた。この着地点なら、最初から見ておけばよかったと思えたぐらいに。
 きちんと準備万端整えない方が、番組としてはおもしろくなるということはたしかにある。でも、プロならちゃんと仕込んどけよなと思うけれど。

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