宇宙の究極的な存在は波動であるという理論が、今、量子力学の世界で常識になっています。多くの学者の支持を集めているこの理論を「超ひも理論」と呼びます。
１．超ひも理論
宇宙の根本を形づくっている最も基本的な単位は、素粒子よりも、クォークよりも、さらに小さな物質で、これを「ひも」と呼んでいます（これは10のマイナス33乗�� �� という超ミクロの「ひも」です）。
この「ひも」が細かく振動することによって波動が生まれ，それの振動数の違いによって様々なエネルギーが生まれます。そして、この波動エネルギーによって宇宙万物すべてのものが生み出される。･･････これが「超ひも理論」です。
２．物も想念もすべてエネルギー
アインシュタインは「物質は単なる物ではなくエネルギーである」ことを発見しました。
Ｅ＝ＭＣ2
この発見によって原子爆弾ができました。
物質は核反応、核融合によって跡形もなく消えてしまいます。このとき物質はどこへ行ったのでしょうか。
原爆などに見られるように物質は、莫大なエネルギーとなって放出されたのです。 このことは逆に見ると、物質とは「波動エネルギーが物質化して出来たもの」ともいえます。
このようにアインシュタインは「物質は単なる物ではなく、エネルギーであること」を発見しました。さらに理論物理学者として有名なデビッド・ボームは「精神も想念もエネルギーである」といっています。
物質だけではなく、精神も想念も、存在するもの一切が、波動エネルギーであるということです。
従って、ミクロの世界を見ていくと、森羅万象、目に見えるもの、目に見えない現象、人間も人間の意識も心も物質も、すべて固有の波動エネルギーを持っており、常に振動を続けているわけです。
私たちは、あらゆる波動････よい波動、悪い波動、幸福の波動、不幸の波動etc････千差万別の波動の中で生きています。
そのために、よい波動にチャネルを合わせるためには、次の４つの波動の法則を知ることが必要です。
３．波動の４つの法則
�� 同じような波動は互いに引き合う。
「笑う門には福来る」というように、人生を喜び一杯で生きている人は、常に幸せを呼ぶことになります。
逆に暗く、否定的なことばかり言っている人は、不幸や不運を呼び寄せることになります。
�� 違う波動は排斥し合い、相殺する。
類でないものは反発するということです。笑う門には災いは来ませんし、泣き面には福が来るはずはありません。
�� 出した波動はフィードバックされる。
自分が出した波動は、必ず自分に返ってきます。自分が出した波動ですから、返ってくる波動も、それと同質の波動です。
人を憎んだら、自分にも憎しみが返ってきます。人の幸せを願えば、自分にも幸せが返ってきます。
本当にフィードバック理論を知っていれば、人にダメージを与えるようなことは絶対にできません。自分にそのダメージが返ってくるからです。
私がよく日記のコメントのお返事に書きますが、「まず与えること。与えて与えて、与えっぱなしが一番いい」というのも、相手の幸せを願って与えたものであるかぎり、それ以上のお返しとなって、自分に幸せが返ってくるからです。
�� 波動には優位の波動と劣位の波動があり、優位の波動は劣位の波動をコントロールできる。
宇宙で最高の善であり、美であり、調和であり、真理であり、創造であり、調和である完全な存在は神です。
この神の思いから発する波動こそ、最高に優位の波動といえます。
そのため、私たちは神の波動を理想として、それに近づくような生き方をするのが一番正しいと言えます。
従って、エゴが少なくなり、我欲が消えていき、好き嫌いがなくなり、とらわれがなくなり、人間性が高まるにつれて、神の波動に近づき、より優位な波動になっていきます。
逆にエゴが強く、こだわりやとらわれの多い人、好き嫌いが多い人、批判し裁く人ほど劣位の波動になっていきます。
このことから、神の波動に近づくように人間性を高める努力をしたいものです。
・・・・・波動の４つの法則については船井幸雄さんの著書を参考にしました。
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