mixiユーザー(id:1673188)

2015年03月29日11:27

314 view

子犬より飼いやすい

自分が老いを感じる(コトもある)年齢に差し掛かっているのであれば、二人目の飼い主になるのも悪くない。

まずは自分が天寿を全うしないまでも、犬の世話をできなくなるほど衰える年齢になる…あるいは他のもっと優先される人を世話するコトになるかも…までに犬の寿命が尽きるか。と言う点。犬は20年近く生きる。先代のわんこは18で往った。
一般に小型犬より大型犬の方が短命だ。大型犬だと12歳くらいで寿命になる場合も。

できるだけ飼っているペットには可哀相な思いをさせたく無いではないか。
先々代のわんこは父になついていたせいか、父の死後半年で死んだ。12歳だった。
そういう話はわりと聞く。

それから子犬は人間の赤ん坊と同じで…いや期間はすごく短いのだけれど…食べたり寝たりと言うタイミングが頻繁に繰り返されて飼い主は目を離せない。
…もりもりと食べて、食べてる最中にパタッと寝てしまう。しばらくするとむくっと起きてもりもりとウンコをして走り回る。また食べ始めて…と言うのは可愛いけどね。大変。w

そしてもうちょっと大きくなると、とても活発になってこの時期はたくさん遊んでやることが大切だ。
その犬の体やメンタルの成長のために…
それに付き合うだけの体力が要求されるのだ。飼い主にも。w

また子犬は、わずかなきっかけで体調を崩し、慣れなくても慣れていても判断ミスで重大な結果を招きやすい。5歳くらいになった犬はそれなりに丈夫だとも言える。無論、体調を崩したら獣医に行って診てもらうことは必要だけど急に死んでしまうようなコトは少ない。
ともあれ、子犬と言うのは特別な関心をよせる必要があるのだ。
また小さいことによって、階段が上り下りできなかったり、落ちたり、妙なトコロにはまり込んだりもする。飼い主は毎日、どこへ行ったか探し回るのである。w

そしてしつけの問題。まあ、芸をさせるかどうかと言うのは個々人の趣味なのでどうでも良いが、室内飼いの場合、トイレの問題や無駄吠え、来客に対する態度、勝手に外に出ない。そこら辺は重要だ。更に、テーブルの上の食べ物などに勝手に触れない、台所などに入らない、犬の苦手な人に近づかない。散歩中、人や車の前に飛び出さない。人や他の犬に噛みつかない吠えない。
猫にも鳩にも吠えない。タヌキは可。とかいろいろ教えることがある。
これも結構大変だし、時間もとられるものなので、そこら辺を省きたいむきにも「中古」の犬はお勧めである。無論、そのように躾けられているかチェックする必要はあるが。

第二の飼い主に懐くか…と言う点だが、まず洋犬は問題ない。いや和犬は忠犬ハチ公のハナシにもあるように決して元の飼い主を忘れないと言うけれど都市伝説のような気も…昔から飼えなくなった場合ばかりか、ちょっと番犬用に貸してくれとかあったし、近所で和犬雑種を捨て犬NPOから貰って飼っている人が居るがとてもなじんでいる。多分問題ないと思う。

ワシのところでは先代と今のわんこがいずれも5歳過ぎてから家に来た。
どちらのわんこも来たその時からとても愛想よく人の跡をついてまわり、顔を見て尻尾を振っていた。夜などでもちょっとワシらが起きると、すぐに起きてついてくる。
しかし、1、2ヵ月したところで急によく寝るようになった。w
どうも新しい飼い主に対して、精一杯、愛想よく頑張っていたようなのだ。
「私はいいわんこなので飼ってください」的な必死のアピールだったのだ。

毎日餌をもらい、散歩に連れて行ってもらい、家族のそれぞれの膝に乗って…そういう日常が、本当に自分のものになったと言う確信が得られたとき、わんこは自分のベッドでようやくぐっすりと安心して眠るのである。と言うか犬とはほとんど寝ているモノだ。w
こちらとしても、そうしてくれると貰って本当に良かったとも思うのである。

誰かが飼えなくなった犬をもらって飼おうと思う時は、まず自分がその犬をちゃんと天寿を全うするまで世話できるかと言うコトを検討する。
それを前提として、どの程度の医療を与えるかも想定しておく。ネット情報などを参考に。
そして、捨て犬NPOみたいなトコロは多いが、一応評価なども十分にチェックした上で、犬を選ぼう。

またNPO側でも飼い主を選別している。例えば、年齢が60未満の夫婦であるコト。独り身でも高齢でも不可だ。共働きでも、自家営業でもダメ。乳児が居るのも不可。また、そこそこの飼育環境であるか…飼い主の性格や生活レベルもチェックされる。(NPOによります)
NPOもまた捨てられては困るのだ。甘んじて承ろう。

飼い主を捜している犬はたくさんいる。
この犬、可哀相…で決めてはいけない。健康そうで、性格が良さそうで、姿かたちが好みで…
そういやって十分に吟味することが、責任というモノの所在をはっきりとさせるのである。
大抵のところではお見合いさせてくれる。何度でも会いに行って…できれば家族も連れて。
それで最良の選択をしてほしい。

どうか一匹でも多くのわんこが新しい飼い主に巡り合えますように…

■病気、入院…飼い主の高齢化で行き場失うペット 安心して飼える仕組みを
(産経新聞 - 03月29日 08:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3344019
11 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する