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2015年03月24日08:40

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100回叱るよりも1回ほめるほうがいい



斉藤茂太さんの祖父は大変ほめるのが上手であったようで、氏の著書「いい言葉は、いい人生をつくる」で、次のように書いています。以下、要約します。

祖父はまれにみるほめ上手であった。

幼いころ、私はときどきピアノを弾いて遊んでいた。といっても、ポツンポツンと人さし指で弾く程度。そんなところに祖父が通りかかると、「おお、お前はピアノがうまいねぇ。大きくなったらピアニストにしてあげるよ」というのだった。

私がいたずら描きをしているのを見つけても同じ。「おお、うまいものだな。大きくなったら絵描きにしてあげるよ」と手放しでほめる。

ほんの数日前、ピアニストにしてあげるよといったばかりなのに、今度は絵描き。つまり。祖父のほめ言葉はほとんどその場かぎりの思いつきであった。もっといえば、口から出まかせに近い無責任なものだったというほうがよい。

だが、それを百も承知でも、私は決して悪い気持にはならなかった。少なくとも、小言ばかりいっている父よりも、はるかに祖父のほうが好きだった。

もし、あなたが部下をもつ身なら、100回叱るよりも、1回ほめるほうが部下を大きく育てるものだということを心に刻んでおこう。

いまはすっかり息子に任せてしまっているが、私は祖父の代から続く斉藤病院を継承し、多くのスタッフを使う立場にあったわけで、そうした経験から、人を動かすことのむずかしさをしみじみと痛感している。
だから、祖父のほめ上手はとてもよい手本になった。

だから、私も、病院ではできるだけスタッフをほめるように気をつけている。少なくとも、頭ごなしに怒鳴りつけることだけはしてこなかったつもりである。

そのせいもあってか、わが病院のスタッフはどのセクションでも非常に優秀で、のびやかに力を発揮してくれている。斉藤病院がいまも隆盛なのは、ひとえにこの優秀なスタッフのおかげだとほめておくことにする。

以上。



ヨガの珠数泰夫先生は、大変なほめ上手、名人級だと思います。

血色がいいですね。
その服、よく似合っていますよ。
アッ!髪形変えましたね、いいですね。
おっ、瀬良さん、そのポーズよく出来てますよ!


先生自身、明るく、ニコニコ、いつも笑顔でオーラがいっぱい出ているようです。
そのためか、皆さんの心も体も軽くなり、弾んだような気持ちにさせ、和気あいあいのうちに、あっという間に終わるヨガ・タイムです。


例外なしに、人はほめられると嬉しい。誉められるということは自分に気づいてくれる、自分に関心を持っていてくれている証拠だからです。



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