mixiユーザー(id:51444815)

2015年03月21日00:47

103 view

月詠観察日記(クー・シー)

ク 今日からは二人構成なのか・・・?
シ 昨日の日記を読んだ青月殿から苦情が出ました。「クーちゃんの日記って淡々としててつまんない」
ク オレはあった出来事を、日記を書いただけだぞ?日記に面白さの必要性があるのか?
シ 月詠がそう毎日、凡人以上に特筆できる日常を送っている訳ではないので期待は出来ませんが、やはり創作家の読者が多く、作られた私達が記すのですから、多少なりと独創性を含ませる義務があるのではないのでしょうか?
ク 言いたい事は分かった(相変わらず固いな・・・)

シ ちなみに、二人で記すにあたり私達の記述方法は紙の形式でなく、五神各人に当てられた炎狐を介しての通信会話録音式に変更されています。
ク そういえばこの炎狐・・・毎晩肩に引っ付いて来るのは構わないが、昨夜の奴と一緒なんだろうか?
シ 6匹いますが実はいつでも合体可能な一匹の火精らしいですし、同一か否かはあまり関係がないかもしれません。一応足元の炎がクーの傍付きなら緑、私の傍付きなら白と個性的に変化しているようですけどね。

ク で、今日の月詠の動向は?
シ 昨日より体調は回復したのか8時には起床出来たようです。ただあまり創作意欲は湧かなかったのか筆はほとんど進んでいないようですけど。
ク 病み上がり(というか継続中)なら仕方ないかもしれないな。出勤してもほぼ店内で内職していたし。
シ 他の方が外に出られて、電話番と接客と会計を一人任された身なので動くに動けない・・・と苦言を申していましたね。夜はそこそこ客入りがあったので、時間が早く進んで助かったみたいです。
ク そういえばその夜の部で火傷していたな。コンロの底を手のひらで支えるようにして熱した炭を足していたら、手首辺りに赤い炭のカケラが2個ほど乗って・・・。
シ 想像するだけで熱そうですね・・・。
ク 振り払おうにも手に陶器製のコンロ(焼けた炭入り)を持っているから払おうにも払えず、もう片手に掴んでいた炭用の火バサミでつまもうとしたらカケラが小さすぎてつまみきれず、そうこうしている内に薄い長袖の仕事着の袖に二つの穴が空いた。
シ 火バサミを置いて払えば・・・と思いますが流石に土壇場で冷静な判断は出来ませんでしたか。いえ、コンロを放り投げて壊す事の方を恐れたと言いましょうか・・・。
ク 危機管理はしっかりしてもらいたいものだな。ちなみにすぐに氷水で冷やしたからか、手首の内側にふたつの赤い点が残っただけで外傷は済んだ。
シ 最低限で済んだようでよかったですね。

シ 熱いのは苦手です・・・。
ク そういえばシーは火が苦手だったな。
シ えぇ、金気と風という性質上、火気に対しての対抗策が極端に不足しているのです。
ク 火に弱い性質と、火を煽る性質だからな。しかし不足・・・という事は0ではない、と?
シ そうですね。ですがあまり乗り気はしないので今度青月殿に水気の得物でも作って頂きましょうか。
ク ひた隠しにするという事は、一応使う予定はあるんだな。
シ フフ、クーは聡(さと)いですね。月詠の予定では本編2作目に使う予定とか・・・。
ク 朱雀編・・・あっ・・・(察

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する